「哀しみの女」 五木寛之男の野心と女の愛を描く大人のための恋愛小説。因みに表紙に使われている絵画、エゴン・シーレの作品「哀しみの女」がこの小説の重要ポイント。歳下の画家と暮らす主役の彼女。モデルであり愛人でもあった女(絵画のモデル)の薄幸な人生に、自分の運命を重ね合わせて… と、ワタシには全く無縁な世界で話が進みます。ゆえに読書は楽しい! だわなぁ 大人の恋愛小説、やはり「幸せ」より「哀しみ」の方が物語は面白い。