こんにちは。鈴木 智恵です。
北海道内で新型コロナウィルスの感染者が増えつつあります。
道外で「北海道から来ました」と言うと、嫌がる人もいるかもしれませんね。
そんな、全員が感染者のような状況ではないのですが。。。
いずれにしても、日本中、世界中の感染者の方、ご家族や親しい方にもお見舞い申し上げます。
1日も早く回復されますように。
そしてこちらの写真は2年前に行った、中国内モンゴル自治区の砂漠にあるオアシス。
凪で鏡のように水面に砂丘が写りこんでいます。(見えるかしら?)
中国国内の感染者の方にも愛を送り、一日も早い回復を祈ります。
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このブログに書いていることは私の経験と感覚、考えに基づくものでして、
信じられない内容や不思議に思う事もあるかもしれません。
もしピンと来ない場合は遠慮なくスルーしてくださいね(^-^)
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さて。
今日はですね、うちの実家に住む母のお話です。
お恥ずかしい話ですが、皆様にもいい例題になるかなと思って勇気をもってシェアします。
私の母は水害後、平時からマスクや除菌ティッシュの在庫を沢山持っていたようで、
随分早い段階で「送ろうか?」と言われてきました。
私は普段家で仕事をするのでマスクは使わないし、
このペースだと夏頃までの在庫が十分あったので、何度も断っていました。
でも、断っても断っても、
「もう送ろうと思って箱に詰めたんだけど、送ってもいい?」
みたいなことを言ってくるんです。
どう思いますか?
皆さんだったらどうしますか??
私はというと、別にマスクを送られるなんて大した話ではないのに、
「要らない」の一点張り。
(多分、友人からの申し出だったらありがたく受けたかなと思います)
もうね、引き下がりたくなかったんです。
それは、テレビや新聞記事を見て不安や恐怖に駆られている母に賛同したくなかったのと、
私の「要らない」という返答を一切無視してアレコレ言ってくるのが、どうしても許せなかったんです。
思えば、子供の頃から私の意見の多くは母に済し崩しにされてきました。
自分の思いとは裏腹に、母の要望通りに振舞ってきた部分は多かったと思います。
だから、このまま実家にいては自分の人生は到底生きられない、
そう思って学校を卒業した後の進路は相談もせずに東京行きを決めました。
そういう積年の恨み(ってほどでもないけど)みたいのと相まって、
もう、マスクを送るとか送らないとか、大した話じゃないのに、
いつの間にか大ごとですよ
そしたら先日「デコポンを沢山もらったから送る~」と言い出して、
届いた荷物を明けると・・・デコポン with マスク。
思わず私の口をついて出た言葉。
「・・・バ、バカなのか?」
私、普段こういう言葉は口から出ないので、自分でも驚きました。
もう怒りと驚きが入り混じって理解不能、みたいな状態です。
でね、なんで母にはそんな言葉が出ちゃうのかな?って思ったんです。
この疑問が結構大事なんですよ
怒りや苦しみの渦中にどっぷりハマってる時は出ない疑問ですから。
で、その疑問の答えは、
私の中には子供の頃から母に対して不満や恨みみたいのが未完了のまま残っていることに気付きました。
それが、いまだに亡霊のようにこういう時に顔を出してたんですね。
でね、終わらせましたよ。外しました。
※詳しい方法はこちらの記事を参照してください。
でもね、積年の恨みって言っちゃうくらいだから、一回でスッパリとは外せてないと思います。
出てきたら外して、また出てきたら外して・・・を繰り返してサヨナラできるのかな、と。
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今ね、宇宙元旦と言われる春分の日を前に、
多くの人にそれぞれの手放しテーマが顕れているのではないでしょうか。
その事は、モヤモヤしたり腹が立ったりするかもしれません。
でも、その人を憎んだり避けたりするのではなくて、
それを手放して軽やかになるためのヒントをリアルに見せてくれていると思ってみてはどうでしょうか。
もうね、登場人物はみんな役者ですよ。ガッツリ役に入り込んで、熱演してくれてます。
なので、
「演じてくれてありがとう」
「嫌われ役を買って出てくれてありがとう」
そんな風に思えると、もう半分くらいは外れているはずです
では、今日も良い一日を