真実を語るリーディング(その1) | 光の世界からのギフト

光の世界からのギフト

私たちは光の世界からやってきて
この世を旅して
光の世界へと還る

(風が強い日の海)

今日は島は暖かくて、4月中旬の陽気でした。久しぶりに海辺の岩に座り瞑想をしたいと思い、家から近い海に向かいました。でも、以外と風が強くて写真を撮るだけにして、少し海岸沿いを歩きました。波が寄せてきて、波打ち際の黒い溶岩に白い波しぶきをあげて散っていきます。規則的に繰り返す波ですが、打ち寄せる波の姿は毎回違うのです。一人で誰にも邪魔されないで海をながめている時間が私は好きです。心が洗われます。そして、海を見ていたらあるリーディングのことが思い出されたのです。

当時アイイスの招きで来日していたS・A・G・BのミディアムのK氏のリーディングです。相談者は前の年に息子を海で亡くしたという母親です。彼女の息子は大学4年生で夏休みを利用して短期留学で英会話を習うためにオーストラリアに行きました。明日帰国と言う前の晩に海で溺れて亡くなったのです。現地で説明された死因について、彼女は納得がいかなかったのです。現地での説明では、「息子はお酒を飲んで一人で浜辺を散歩して、岩から海に落ちて溺れて死んだ。」でした。

母親は息子はお酒は飲まないし、泳ぎは上手なのに・・・と、どうしても納得がいかなかったのです。彼女は正しいリーディングが受けられると言われてアイイスにリーディングを申し込んだのです。

 

          (庭の隅に咲き始めた野草達です。)

 

Kミディアムのリーディングは「息子さんが海辺に座って気持ちよさそうに海を眺めている姿が見えます。ところが突然サーフボードが飛んできて彼の額を直撃したのです。彼は一瞬にして、光の世界へと旅立ったのです。苦しむことはありませんでした。」

と言うのがKミディアムのリーディングでした。そして、その後息子さんから母親へ生前の楽しかった思い出などいろいろと二人にしか分からない情報伝えてきたそうです。

Kミディアムは顔も体も丸くて、大きなお腹をしていて、チョコレートが大好きで、人懐っこい笑顔の人でした。ミディアムとしては真実を伝えてくれる素晴らしい人です。

母親は息子さんの額に大きな傷があるのを見て疑問を感じていたそうです。彼女はやっと息子の死の真相を知ることが出来て、気持ちの整理が出来たと述べています。そして、アイイスでスピリチュアリズムを学び始めました。おだやかで優しい笑顔の人でした。彼女は書道教室の講師でした。クラスで授業の中で行われるインスピレーショナル・ライティングの際は、筆ペンでさらさらと綺麗な文字の文でした。柔らかい筆づかいの字を書く人でした。でも残念ながら、3年後に彼女は癌で亡くなっています。

 

 (窓の外にも春の気配がします)。