私が出会ったミディアム達(その4) | 光の世界からのギフト

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私たちは光の世界からやってきて
この世を旅して
光の世界へと還る

(高尾山の森)

変わりやすい秋の空と言われていますが、今日は最高気温が13度と言う11月中旬の寒さです。

家族は冬のコートを着て出かけました。私も昨日より冬服の入れ替えをしています。ついでに終活の一環でいらない物を捨てる作業をしています。服以外に箪笥の引き出しには、汗拭きタオルやハンカチも沢山出てきました。かわいい柄や綺麗な柄のハンカチをずいぶんため込んでいます。思い切って捨てることにします。

 

今回は女性のPミディアムです。紀麗な肩までの金髪で小柄ですらりとした姿勢の良い50代の女性です。

彼女は体があまり丈夫ではないとのことでした。その彼女が日本にやってきたのは、息子さんが横浜に住んでいて、パートナーが日本人で、可愛い孫がいるからとのことでした。

毎日息子さんの家から新宿の会場へと通ってきていました。会場が駅から遠い時はタクシーを使っています。

ある日、受付の人に、Pミディアムのお茶の時間のために「濃い牛乳」と「いちごのタルト」を買ってきてほしいと頼まれました。新宿のケーキ屋でおいしそうなタルトと別な店で「濃い牛乳」を買い求めて、Pミディアムの休んでいる部屋に届けました。私が挨拶をすると、息子のパートナーの名前が私と同じだと笑顔で話してくれました。

(高尾山の花達・オーラがあります。)

 

彼女の話で記憶に残っているのは、彼女は母親の胎内にいるときに、両親の会話を全部聴いていたというのです。

「子供は沢山いるから、もういらない。」と父親が話していたが、母親は「この子はどうしても産みたい。」と泣いて説得したそうです。

彼女は母親の胎内でそのことを聴いていて、母親には感謝していると話してくれました。

Pミディアムは病弱で、幼い頃たびたび病院で過ごしていたのですが、いつも霊界から、誰かが来てくれているので、退屈しなかったそうです。

やはりミディアムとして光の世界を伝えることが彼女の生まれてきた理由で、彼女自身もそのことを信じていたようです。

私はPミディアムのカウンセリングは受けませんでしたが、ワークの時は背筋がピンとして、病弱な様子が感じられませんでした。物静かで上品なドレス姿が印象に残っています。彼女はイギリスのある心霊教会のリーダーとして活躍しているとのことです。病弱な体で生まれてきても、大切な役目を自覚して、ミディアムとしての仕事を続けているのだと思います。

またイギリスから来た女性のミディアム達は、皆さんハイヒール姿で明るい綺麗な色のワンピースやスカートでした。日本人のミディアムにみられる黒ずくめの服装の人はいませんでした。

黒ずくめの参加者に「あなたにはもっと明るい色の方が似合いますよ。」と笑顔で注意していました。「服の色も精神状態に影響がある。」とのこと。私自身もそれまで黒のセーターやコート等を数枚持っていましたが、その後は、明るい色、綺麗な色を選んで着るようにしています。

(高尾山には衆生救済の神通力をもつ天狗が祀られています。)