少年スポーツにおける7つの心得3 | 飯南町ハンドボールクラブ

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ハンドボールの可能性

3.すべての子供に同じ時間プレーさせてあげて下さい!



 本文ではベンチに座っていて上手くなる子供はいないし、また、誰もがプレーしている時が楽しいのだ、と述べております。誰が将来優れた選手になるか解っている人もいないし、少年のスターが大人のスターになることはまれな事であり、地域のチャンピオンシップはそれ自体が目標ではないと言い切っております。


 その上で、試合に勝たせようとこの年代からトップチームを形成するのではなく、誰もが同じ時間プレーし、誰もが先発メンバーになれるようにするべきだと述べております。いろいろなポジションを経験させてあげる事が大切であり、誰もが可能性を秘めているという事をしっかり認識する事が指導者として大切であると結んでおります。


 すべての子供に均等にチャンスを与え、可能性の芽を伸ばしてあげようとすると、この勝ち/負けの問題が必ず出てきます。「あの子が何故出場しないの?」「何故あのポジションなの?」「どうしてあの子が先発なの??」・・・周囲の親からは必ずいろいろな声が聞こえてきます。「普段のポジションなら勝てたのに・・・」とか「今日は○○君がいなかったから負けたんだ」とか「監督(コーチ)は負けるために試合をしているのか!!!!」とか(笑)


 この問題は指導者が勝ち負けにどうこだわるか、を明確にしていないと必ず起こる事なのかもしれません。勝ち負けより子供の可能性を伸ばすことを重点に置いているのだ!と言い切る信念と勇気(^^;がきっと必要なのだと思います。


この記事の内容は、誤解を招かない為にも原文をそのまま掲載しています。出来れば最後のまとめまで読んで頂けるとこの方の考えが良く解ると思います。