梅雨で雨が続きます。
庭のキュウリやオクラは着々と背を伸ばし、ひまわりや朝顔は夏への準備をすすめています。
一方、私は水毒に悩む日々ですが、業務の合間に利水剤をグイッと飲んでしのいでいます。
それはさておき、当科のY先生、D先生が編集幹事となって執筆されました
月刊誌「治療」が刊行されることになりました。
執筆陣には当科関係者が多数顔を連ねる豪華な雑誌です。
南山堂 月刊誌「治療」2016年7月Vol.98 No.7
「総合診療医 漢方医 コラボ企画 手強いコモンディジーズ」
です。
(南山堂リンク)
http://www.nanzando.com/journals/chiryo/
<Y先生より>
縁あって,昨年末から南山堂の総合医向けの雑誌「治療」の漢方特集の編集に携わらせていただいております。総合医と漢方医のコラボ企画で,例えば,全身倦怠感やめまいというひとつのパートで,総合医と漢方医がそれぞれの考え方を解説するという特集です。自分も漢方の原稿を書いてみて感じたことは,「わかりやすく,かつ正しく漢方を伝えることは難しい」ということです。最近では,簡単に処方できるといった漢方の教科書も多数存在しますが,やはり理想は漢方医学的な考え方,各漢方方剤の特徴を理解して,漢方を正しく使ってもらえることだと考えます。そのためには,どうしても気血水や腎虚などといった漢方医学的概念も解説する必要がでてきて,専門的な解説になってしまうというジレンマを感じながら,作業を進めました。とは言え,その特集にはT部長による特別寄稿,いつも本連載を書いている当科の医師(OB,OGを含む)が多数登場していますし,総合医の先生の解説は,鑑別診断を中心に漢方診療を行う上でも,参考になると思います。また,総合医の先生には漢方医学の考え方や治療を学ぶきっかけとなることを期待しています。ご興味のある先生がおられましたら,是非購入していただき,さまざまなご意見などをいただけたら幸甚です。
<以上、Y先生>
2016年7月1日発売です。
日常診療のお供に
書棚のアクセサリーとして
ご進物用として
の、合計3冊の購入がお勧めです
南山堂の在庫には限りがあるかもしれませんので、できるだけ早く購入していただくほうが良いかもしれません。
とても良い本です。
私は執筆に加わっていませんので、これから購入して読んでみます。
雑誌への感想やお気づきの点があればコメントでどうぞ。
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