手前味噌だけど

子どもの頃からの経験と

生まれつきの性格のおかげで

 

たぶん私は

並みの人と比べて【解決力】

ってやつが能力的にけっこう高い

と思ってるのね。

 
それは自慢できる長所
と、今でこそいえるけど実際は
 
自己防衛的に自然発達したスキル
かもねとも思うわけ。
 
先月、当初の予定より
ずいぶん前倒しになったけど
 
8月のこのブログに書いてた
半巾の作り帯をお仕立てに出した。
 
お願いしたのはオフ白の博多織。
 
なんと書類とか送る大きめの茶封筒で
配送されてきて驚いた。
 
 
楽天市場で5000円台で購入。
 
着物は言い値の世界で
同じものも場所や人、やり方で
ぜんぜん値段が変わる。
 
博多織にしたのは
カジュアルになりがちな半巾も
博多なら格や品が出るのと
 
季節的にもほぼオールシーズン
というのが決め手。
※一般的に帯は季節によって使える生地が変わるため
ルール上通年で使える帯は少ない※
 
オフ白にしたのは
どんな色柄にも合わせやすく
シーンと用途を可能な限り
広げられるから。
 
ちなみに
 
作り帯ってのは
帯をあらかじめ決まった形で
簡単に装着できるよう
仕立てておいてもらうもの。
 
せっかく和装を習って
着る機会を喪失する一番の原因は
帯を失敗するリスクだと
私は分析の結果、思ってて。
 
そこに逃げ道を
あらかじめ常備してあれば
時間とお金をかけて
身につけた和装の習慣を
 
ゼロにしないで済む
 
最善最大の方法かな
と、ある時期に判断したわけ。
 
ただし
箱に入れて保管する都合上
通常の帯より場所を喰うから、
 
楽したいがために
あれもこれも作り帯にすると
今度は保管スペースが・・・
って問題が出てくる。笑
 
そのためにも
作り帯は汎用性があるタイプに
厳選して仕立てるのが
いいんじゃないかなと思う。
 
お仕立ての手続き中
スタッフさんから撥水加工を
つけるかどうか確認されたけど
つけないことにした。
 
だって
帯代と仕立て代を足した金額より
加工代のほうが高いなんて
ちょっと馬鹿馬鹿しい気がするから。
 
オフ白だから
水はねとか汚れとかね
たしかに気にはなるけど・・・
 
そもそも普段着の洋服と
同程度くらいで買ったものだし
 
手洗いや食事に際に
布ものでガードするとか
気をつけようは色々あるしね。
 
それでダメになったら
また同じようなのを新調して
仕立ててもらえばいい。
 
なかなか気軽に和装して
出かける機会がなかったけれど
 
この作り帯が仕上がったら
この問題もずいぶん解決するはず。
 
物事を解決するには
 
「どうして?よりどうしたらいいか?」を考えよ。
 
と、よく言われる。
 
たしかにそれは大事で
基本その方向で考えるように
習慣づけることの意義は大きいけど
 
適切な解決策を探るには
 
どうしたら?の前に
どうして?を徹底的に洗い出す
 
この作業が絶対に必要で
私の解決力が高くなったのも
突き詰めると実は
 
どうして?の洗い出しと分析を
徹底しているから。
 
どうしたら?の結果の精度を
上げたいならやったほうがいい。
 
人生有限だからさ。
 
 
always be as
flexible and neutral.