①ルート作成 | 飯沼電設求人ブログ

飯沼電設求人ブログ

東京都江戸川区の電気設備施工会社『有限会社飯沼電設』の求人ブログです。
『プラント・工場の電気設備工事のスペシャリスト(になる予定)』として一緒に働いてくれる仲間を募集してます!
興味を持ってくださった方はお気軽にお問い合わせください。

『電源と負荷(照明・コンセント・モーター等)をケーブルでつないで使えるようにする』ためにまずはケーブルを通すためのルートを作成します。

 

前回説明した通り、工場にはケーブルを隠せる壁や天井はありません。

そのためケーブルが傷ついて事故を起こしたり、人が触れて感電することを防ぐために『金属製の電線管や箱状のダクト、はしご状のラックなど』でルートを作り保護します。

また、電線管などや盤を壁や床に固定するための支持材も鋼材(アングルやC形鋼)を加工して作ります。

 

ここで習得できる技術は、金属の切断や穴あけ、溶接などがあります。

電線管を曲げる技術も習得できます。

 

この技術は一般建築など他の分野の電気屋さんと全く違う部分で、真似のできないものになります。

一般建築に比べて絶対数の少ない工場分野なので、この技術があればそれだけでも仕事に困らないくらいです。

 

 

技術を習得するためにはやはり練習もしなければなりませんし、そのための材料や道具も必要になります。

同じ工場を専門にしている電気屋でも、常駐先のある業者は工場内に専用の加工場があります。

そこに常に道具も備わっているし、材料も在庫であるし捨ててしまうような半端な寸法のものもあります。

常駐していない業者はそれが無いため、練習をするにも道具も限りがあるし材料も多めにはありません。

この環境の違いは技術を習得するうえで、大きな差になります。

 

会社選びの際はそんな部分を気にしてみるのもいいかもしれませんよ。