またも宮沢湖へ行きました。
前回はジュジュだけで・・それでもとっても楽しかったので、ファンちゃんも一緒ならもっと楽しいと思ってね。
J『ファンちゃん、ココは山なのよ!付いていらっしゃい!!』
F『ヒャッホ~~っ!!』
J『坂を競争よ~!!』
いつでもどこでも、ラブラブプロレス場だねぇ。
落ち葉が深くて、ファンちゃんは埋まってしまいます。
しかも、保護色??
おじちゃんとかくれんぼ。
こんな風に宮沢湖が見下ろせる、山のドッグランです。
あら?喉が渇いたの?
ちゃんと水道がわかります。
なんの打ち合わせもなく、二頭揃って水道へ一直線。
『お水!お水ちょうだい!』
『ああ、ごめんね。ここの水道は壊れててお水はでないんだって。』
蛇口はあっても水がでません。『使用不可』と貼り紙がありますが、犬には読めません・・。
ジュジュは蛇口をぺろぺろして、お水を催促しました。
『たくさん走ったもんね。喉、渇いたよね。じゃ、ちょっと待っててね。』
私がお水を取りにドッグランを出ると・・・。
『ファ~ング!!』っと、尋常じゃない叫び声が湖に轟く!!!
ビックリして振り返ると、ドッグランを抜け出して階段を転がるように下って来るファンちゃんの姿がありました。
私だけを一心に見つめて走っています(湖周辺は一般車は入れないので交通事故にあう危険は少ないんだけど・・)。
うっ!ゲゲゲっ!!
っと、思ったけど怒ってはいけないっと思い、楽しく大きな声で・・
『ファング!オイデ!オスワリ!』
っと、コマンドを出しました。
ファンちゃんはニッコニコで、私の足元で座りました。
『はい。オリコウさん。』
と誉めました。
フウッ。
またも危機一髪かよ~・・。
っと思いながら、常備していたスペアのリードをつけて、ファングと一緒にお水を取りに行きました。
今までは、ジュジュがいればジュジュから離れず、後追いなんかしたことなかったファンちゃん。
例の『正月の悪夢』事件以来、私と一緒の時は私の側でウロウロしていることが多くなりました。
ファンちゃん脱走事件の後は・・
『ジュジュはイイコでオレの側に居たのに!ファングはオレを無視して出て行ったんだ!!オレは何度もファングを呼んだのに!もう、帰るっ!!』
っと、ツレが不貞腐れてご機嫌が斜めにずど~~んっと突き抜けてしまいました。
ファンちゃん、もう少し空気を読んで下さいな。
おじちゃんはね、『ファンちゃんも宮沢湖へ連れってあげたいな。喜ぶだろうな。』って、週に一日しかないお休みを使ったんだしさ~、おじちゃんが不機嫌になるとさ~、私に矛先が向いちゃうんだからさ~。
お願いよ。ね、ファンちゃん。
ジュジュは空気読みすぎで・・私とファンちゃんがドッグランにお水を持って戻った時は、不機嫌MAXなツレの横でお耳をペタンコにして座っていました。
『ジュジュ、お水だよ。オイデ!』っと私が呼んでも、ツレを気にしてツレから離れません。
『ジュジュ、いいんだよ。ジュジュもお水飲んでおいで~。』っと言いながらツレが私の方へ動くとジュジュも動く。あんなにお水を催促していたのに・・。
犬の性格ってこんなにも違うんだ・・っと、またまた実感しました。
こんなに性格違っても、こんなにも仲良しなのはなぜなんだろう??
ずっと、ず~っと仲良しでいてね。
また一緒に行こうね、楽しかったね、宮沢湖。
*宮沢湖のドッグランは傾斜がきつく、木の根もたくさん飛び出しているので、ワイルドなコにはピッタリですが・・怪我に注意が必要かもしれません。そして扉はボロいので脱走には注意です。