こんにちは!
愛群生殖医療センターです。
 

 

女性の社会的立場や職場環境により、すぐには結婚、出産が難しい方も多い今、未婚・既婚に関係なく、卵子凍結を選択する方も増えています。

 

今回はその卵子凍結についてお話しします。

 

 

 

【卵子凍結とは】

 

卵子凍結とは卵巣から採取した卵子を将来の妊娠に備えて若くて質のいい卵子を凍結しておくことです。

 

最近では、有名人がSNS上で体験談を報告するなど、話題になっている卵子凍結ですが、数年前までは主に「緩慢凍結法」(slow programming) という凍結方法だったのをご存知ですか?

 

卵子を凍らせると細胞内の水分が凍結する際に氷ができてしまい、細胞質を破壊してしまいます。胚を壊すことなく凍結するためには、まず薄い濃度の凍結保護剤に浸し、ゆっくりと濃度を上げて卵細胞の中にある水分を脱水してから凍結していました。

 

融解後の胚盤胞の生存率は約 70 ~ 80%で、卵子の生存率はさらに低いものでした。

 

 

しかし、ここ数年は「ガラス化法」(vitrification)という凍結方法が主流になりました。

 

ガラス化法とは卵子の細胞内に氷を作らないように高濃度の溶液に浸し、氷の結晶化を防ぐ-196℃の液体窒素で瞬時に凍結する方法です。

 

ガラス化法が開発されたことにより、融解胚の生存率は90%以上、卵子の生存率は80%以上となりました。

 

最新の凍結技術を使えば、その時点での卵子の状態を数十年も変化させないまま保存することができます。生理的年齢の生殖能力を凍結できるため、妊娠率や妊娠効率を高めることができるようになりました。

 

 

 

【卵子凍結のプロセス】

 

当院での卵子凍結は、一般的に下記の流れで進めます。

 

. 診察

血液検査、超音波検査

 

. 治療の開始

排卵誘発剤注射、血液検査・超音波検査、卵胞検査

 

. 採卵

LHサージ誘起(hCG注射)、病院での採卵

 

 

 

次回はよくあるご質問(FAQ)をお伝えします。

 

 

 

 

 

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5/19(日)卵子提供説明会を東京アメリカンクラブにて開催させていただきます。

当日は医師との個別相談もございます。

 

みなさまのお申込みを心よりお待ちしていますニコニコ

 

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不妊治療/卵子提供説明会(5/19・東京)

 

 

 

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