第2話 happy チョコレート(1) | 一乗寺浩詩のブログ小説の世界

一乗寺浩詩のブログ小説の世界

一乗寺浩詩 書き下ろし小説

*********************************

小説『天国のチョコレート/Heaven』

*********************************

***************************

第2話 happy チョコレート(1)

***************************




そんなある日のこと、

不思議な出来事があった。



疲れた時いは甘い物が食べたくなる。



都村潤二がたまたま入った店が


偶然チョコレート専門店だった。


たくさんのチョコレートが並ぶ店内で


チョコレートに囲まれて都村は幸せな気分になった。



男だということも忘れて、


数え切れないほどの



チョコレートを手に持ってレジに並んだ。


レジに並ぶとレジの後ろに



一枚の写真を見つけた。


こんな所に写真が飾ってあるなんて



珍しいなと都村は思った。


店の前で白衣を着た



5人の店員の記念写真のスナップ写真。


以前にもこんな写真を見たことがある。



都村も行きつけの店、


レストラン アフリカにもこんな写真が飾ってあった。


「レストラン アフリカ今はもうないけれど、

あの店には夢と希望がいっぱい詰まっていた。」


都村は自分の見た写真と



そっくりな写真を見つけると

懐かしさで忘れられずにはいられなくなった。


偶然とは続くもので写真の中に

見たことのある男の顔を見つけた。



「全部で5500円になります。」


レジの女性店員が会計金額を都村に告げた。


その時 思い切って写真の男を指差してきいてみた。



「あの写真の一番左側の人安田君じゃないですか?」




*****************