今日は渋谷教育学園渋谷中学校の文化祭に行ってきました。
ボーイ的に、共学校はどうなのでしょう?と。
まず、いつものファーストインプレッション。
「男子、いなくない?」
いや、いるから。笑
今まで、男子校ばかり見てきましたが、初の共学。
まず、女子、つよっ
入り口付近で、声をあげているのは女子。
お店の呼び込みも女子ばかり。
目立っているのは女子ばかり。
男子の大きな声を聞いたのは、ジェットコースターやってまーすのセリフだけだったような。
「人数比、7:3と見る」なんてイメージだそう。
決して男子がつまらなそう、という訳ではないのですが、女子がリードして、男子は女子の視線があるから??クールなかんじ?
男子校とは、全然違う印象でした。
「あそこ(某男子校)は、メイドさん(男子)とか初音ミク(男子)とか普通に歩いていたけど、こっちの男子はインテリ感あるね」だそう。
あとは、男子的な領域というか、そっちの子達は肩身が狭そう。
たとえば、ポケモン研究会はどこの学校でもある感じですが、渋渋のポケモン研究会は六畳ほど?の部屋で、発表は模造紙一枚だけ。
ガチ論文を所狭しと張り出していたり、全力冊子を発行していたりしません。
同様に、鉄研も。
全力コスプレの駅員さんが、精巧な切符型入場券をモギってくれたりせず、とても簡素なものでした。
これらよりも、折り紙研究会や料理研究会のスペースの方がずっと広くて立派なあたり、男子的な領域を全力で楽しみたいなら男子校なのだろうな、と思います。
やはり女子の視線があると、男子たちは陽キャ的な方向に自然と傾くのかな、と予想しました。
こういうところで、男子が伸び伸びできる、という意味がわかるな、と思います。
また、ボーイが一番気にしていたのは数学研究会。
今までの男子校は、挑戦問題が用意され、開放教室で生徒さんも何人もいて、算数男子たちがこぞってガリガリやっていて、という。
渋渋の算数研究会は、まさかの被服室の折り紙研究会の展示のなかにまぎれて、机をひとつに予想問題の冊子を配布するだけ、という。
結構、本気で見つからなくて真剣に探してしまいました。
かわりに、各教室ブースの完成度はすごいですね。
デザイン性や演出的なものは、さすが、という。
ホラー系が多い気がしたのですが、流行りなのかな?
もうひとつ、自調自考という方針ですが、上位校の多くはこの考えが採られている気がします。
今まで見てきた学校は、中高生が本気になると、ここまで突き抜けるかー(笑)という驚き方向だったのですが、渋渋のは洗練されてますね。
論文を見ても、出し物にしても、大学生のようであり、大人顔負けであり。
某学校なんて、青春の活力をよくもここまで無駄な方向に(笑)、と。
泥団子を磨いて、薬品使って、機械も使ってみたら、水晶玉になってました!みたいなのが某男子校だとしたら。
渋渋は、水晶玉を作る目的なので、適切な材料と工程を調べ、一定の質をクリアしたものを用意しましたが?なんてイメージに感じました。
大人の一歩手前段階で、どちらを選ぶかは好みのはなしかな、と思います。
男子校と共学校、思ったよりも違いが大きかったです。
ボーイとしては、男子校のほうが、男子がイキイキしているように見えたと。
いやいや、ママとしては、女子の前で気取っている感じ、幸福度はこっちのほうが高いよ?なんて
ボーイ的には、割とはっきり白黒がついたので、良かったのかな、と思います。
そして、おそらくはここを最大の志望校としそうな弟くん。
女の子大好き、いま、オレ両思い5人いるよ?という弟くん。
弟くんが渋谷のここに通うことになろうものなら、もう、マズイ予感しかしない、、なんてことばかり考えていたのでした。笑