過去問、上位校の算数の壁。 | 先取り中学受験@2026&2028

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小4の2月で小5算数、国語、歴史を終了。飛び級で中学受験進行中です。

関東圏の小4男子と小2男子の兄弟です。
たまに、サッカーのことも。

※アメンバーは身内と極一部の方用にしています。公開していません。

現在、過去問演習の初期段階を進めているところです。


2月からはじめて、そろそろ2か月。


プレ段階で中学への算数を進めていたので、思考力はほぼ養われていたと思うのですが、2月の時点では若干の足りなさを感じるところでした。


はじめの一月で、足りていない論理的思考力が養われ、正答率がだんだん上がって。


それに伴って、問題レベルを段々上げて。


今のレベルは、明大明治中名物のニュートン算に初見チャレンジして、散々悩んで後半は届かない、といったところです。


いま、ボーイが言うのは、「上位校の問題は、解き筋が見えないのがある。キョロキョロ


「見えないっていうか、見えようがないっていうか。チュー


「あれこれ試しているうちに、見えてくる。」


あー・・・、なんだかどこかで聞いたような。


ひっかかりもなく、とりあえず手を動かしていくうちに、次第に見えてくるのが最上位校レベルの算数だとか、どうとか。


予習シリーズ小5までの問題は、解き筋が見える問題。


小4で一番難しかったトップレベル模試の問題も、見える問題だと。


見えているけれど、なにかをミスしたり、分岐を間違えたり、パラメーターが抜けたり。


過去問に入り、はじめて出てきたのが、「解き筋の見えない問題」だそうです。


ここに厚い壁がありそうだな、と思います。


基礎は入れ終わった。


応用演習も、だいたい終わった。


論理的思考力も、必要な分は育成できたと思う。


ここから、どこまで「見えない問題」に対して試行錯誤するチカラを付けられるか。


まったく、訳の分からないモノを置かれて、呆然とするか、立ち向かえるか。


ひとつ思うのは、ここから先は、好きじゃなければ伸びないな、と思います。


「才覚が必要」と聞いていましたが、これかも才覚かな、と思うのが。


「わっけわっかんねー!!」と言いながら、にやにや解く感じ。


『オレが届かないとか、許さない!』という、中2病的な、男子的な思考展開。


このあたりの熱量が続けば、伸ばせる気がします。


訳の分からない問題を、叩いて叩いて分解して、糸口をどうにかしてやろう、という感じ。


ボーイのサッカーにはない感じ。


抜かれて、反射的にターンして体を当てて取り返そうとする子。


一歩行かれても、「オレのボールを盗るなんて許せねぇ!」とばかりに、猛烈ダッシュして奪い返そうとする子。


「勝ちたい」と熱量を持っている子達。


サッカーの才覚を感じる子達は、そういう子達でした。そこでは、まさに才覚の違いを感じていたところでした。


スクールで基本は学んだ、でも勝てない。熱量で競えない。やるべきことを、言われた通りにこなしてはいる。サッカーはやりたいと言う。けれど、突き進まない感じ。


中学受験の算数は、半年ごとくらいに壁に当たるような感じがします。


今回も、なんとか乗り越えてくれないかな、と思います。