大阪地検が大阪医科大の無届けで再生医療を実施した元講師らを処分保留で釈放 | 林田学監修:薬事法違反事例集

林田学監修:薬事法違反事例集

今までにあった薬事法違反の行政指導事例などを集め検証していきます。

 大阪府の大阪医科大学に在職中、再生医療に使う脂肪幹細胞を無許可で培養したとして、大阪府警に再生医療安全性確保法違反容疑で逮捕された元講師で医師の伊井正明容疑者(52)について、大阪地検が処分保留になり、27日付で釈放していたことが30日に分かったとのことです。

 同地検は同容疑で逮捕された共同研究先だった医療関連会社の元幹部、浜園俊郎容疑者(62)も27日付で釈放したとのことです。

 同地検によると、2人は15日に逮捕され、一時勾留延長が認められたが、弁護人が勾留延長を不服として準抗告し、認められたとのことです。地検は捜査を継続するとのことです。

※2020年1月15日のニュースも参照して下さい。