何もしないで、自然のままにいるだけで、汗がしたたり落ち、シャツはべとべと。梅雨明け間近で暑くて食欲もない。だけど食べなければバテてしまう。
こんな時は、とにかく、食欲をそそる食べ物が欲しい。野菜だったら基本的には、生のままかじる。あるいは刻んで醤油かて塩をかけるか、味噌か酢に和える。料理といえる程手間をかけないのが一番旨い。
昔、冷蔵庫のない山奥に育った人々が食べた、夏の食べ物が夏にはよく合う。何故なら、冷やさないでどれだけ食欲をそそる食べ物を作るかがポイントであったのだ。
その中でまず第1に浮かぶのが、「キュウリの粕もみ」である。キュウリを薄く輪切りに刻み、塩もみをして水分を出す。それを、砂糖をベースにした酒粕で和える。今なら、冷蔵庫で冷やして食べる。南信州の夏の食べ物だ。料理といえるほど手も込んでないし、栄養など考えてもない。昔から食べ慣れた人には、1年に1度は食べたい食べ物。食べたことのない人には、敬遠されるかもしれないが・・・。
第2に、「ナスの丸焼き」。でかいほどうまい。昔は薪風呂を炊きながら、その中に入れて5分で焼ける。やけどに気をつけながら皮をむき。醤油をかけて丸かじりする。汗が噴き出るが、水気も多く、5個位はぺろりと食べられる。ビールのつまみには最高だ。品良く食べるより豪快に食べた方が雰囲気もでる。
第3は、「塩イカとキュウリ」。海のない南信州では、北陸から塩づけされた丸いかが入ってきて、それがごちそうだった。その塩イカを塩抜きし、キュウリの短冊切りともみ合わせたのが、食欲のない真夏には無くてはならない。適度な塩分がキュウリにまぶされ、それだけあれば、酒が飲めるし、ご飯のおかずになる。
その塩イカは南信州では、夏の土産としても人気が高い。
以上。国産野菜の消費拡大になり、食料自給率も向上します。しかし、食糧自給率40%は野菜はカウントされないんでしたたね。