念願叶って、鹿も猪も大好物の東京都奥多摩町の幻のジャガイモ「治助」をはじめて食味した。


形状は、細長く、赤ちゃんの拳くらい。蒸かしても、煮てもよし。動物には、生でもうまく、大好物で、猪や鹿が人よりも先に掘ってしまい、害獣となってしまう。


この治助は、椎名誠さんの著書にも出てくる。椎名さんも美味しい書かれている。


奥多摩町は、急峻な地形である。そこで、栽培されるこの治助は、昔から営々と奥多摩町で作られており、味わい深い物語がある。


蒸かして、最もシンプルに塩をつけて食べてみた。身がしっかりとして、少し甘みがある。

縁側で「左手に治助、右手に焼酎」が大変似合いそうだ。


いつまでも大切にしたい、地域の特産物である。


東京駅から中央線に乗って、吉祥寺駅を過ぎ、三鷹駅にさしかかる左手に畑が見える。中央線の線路から最初に見える畑だ。「ホッと」するいっときだ。


三鷹駅より西は、高架になったこともあり見晴らしがよくなり、畑がよく見えるようになった。京王線や西武線の私鉄沿線でも畑が見られる。


仕事や人間関係に疲れた体にとって、畑のある風景は癒される。トマトやナス、ダイコン、キャベツなどなど育っている野菜を見かけるだけで、季節を感じることができる。


本当にありがたいことだ。と同時に都会の農家の方がうらやましい。都会のど真ん中で農業ができるからだ。


農業をやっていれば畑を残すことができる。


農家にも、農家じゃない人にもよいことだ。


どうか、農業を続けていただきたい。車窓からいつも願っています。




昨晩は、中秋の名月と満月が重なったとのこと。澄んだ夜空に大きくウサギが映った。


中央アルプスの西駒ヶ岳に登った帰途、中央道の最高地点(1045m)の酪農家の横を過ぎる頃から、東の空の満月が輝きを増す。


遮るものもなく、思いっきり主役の座に君臨していた。


運転しながら、次第にはっきり映る「ウサギの餅つき」が、幼小の頃の「おつきさんには、うさぎがいる」という夢を思い出してきた。


春先から日本を震撼した大震災と、秋先の西日本の大洪水。暑い夏が過ぎ、今年も、稲は色づきはじめていた。もう、半月もすれば、稲刈り真っ盛りとなる。