よく行く治療院があります。
全国展開のチェーンなので、
マーケティングの施策なんかを勉強させてもらっています。
若い先生も多く、
治療院自体は賑わっています。
特徴的なのは、各先生が患者さんとよく話すということです。
挨拶も元気で、施術が終わって帰る時には、
「○○さん、お帰りです!お気をつけて!」と大きな声でお見送りをされます。
まるで居酒屋、しかも個人情報はどうなっているのか?
(もちろん、個人情報保護法には抵触しませんけど)
そこにある先生がいて(若い)、
いつも天気の話をするんですね。
「今日は寒いですね」
「週末は雨のようですね」
私だけではないようで、
隣のベッドで施術を受けている人にもやはり天気の話。
これは、営業マンにも言えることで、
会話の糸口に天気を使う人は多いですね。
ここで問題が発生します。
天気の話は誰にでもできるけど、
ほとんどどうでもいい話だからです。
なぜなら、天気は自分でチェックしているから。
会話には目的はあります。
天気の話から、目的につなげられるかどうかが会話の妙でしょう。
施術であるなら、
「寒くなるので、・・・・をケアしましょう。」
という具合ですね。
天気の話を延々と続けることはできます。
誰にでも共通する話題だからですね。
しかし、意味があるのかと考えると、
ほとんどの場合、意味はないでしょう。
ということで、あの先生はいつ気づくんだろう?
と少し意地悪なことを考えています。