甘くありません | 腎臓癌ステージ4のハタ坊日記

腎臓癌ステージ4のハタ坊日記

足の痛みに耐えかねて病院へ行ったら、いきなり「腎臓癌による骨転移でステージ4!」との診断。即日手術によって右脚を人口股関節に置換え、その後、足を引きずりながらの闘病生活開始です。

三日前の月曜日は午前中から、三ヵ月毎に行われる造影CT検査でした。

 

CTに加えて足腰のレントゲン撮影もありましたが、どちらかと言うと今の私にとってはメインがCTで、足腰のレントゲン結果はいつも 「経過良好、異常なし!」 なのであまり頓着ないのです。 案の定、その後の整形外科担当医との面談は従来と同じで 「異常ないですねぇ~!」 で、 ・・・ 二年の間こういう経緯ですから、もうレントゲンは一年に一回くらいの頻度で良いと思うのですけれどね。 ですけど撮るんですよ! ・・・ これが毎回毎回!

 

肝心のCTはと言うと、泌尿器科の担当医、PCの映像を見ながら ・・・ 

 

「う~~ん、原発巣(腎臓)は変わらずかな? ちょっと大きくなっているような気がしないでもないけど、・・・ そうねぇ~、ま、変わらないかな?」

 

更にいろいろスクロールしながら他臓器等も確認し ・・・

 

「あ~~、ここの肺ね、ほんのちょっとで小さいけれど、これ、怪しいかなぁ~~ ・・・ 、もしかすると血管かもしれないけどね。一応要注意箇所としときましょう!」

 

オヨヨ ・・・ 意外なところを指摘してきます

 

私も前回検診時 (一ヶ月半前) からインライタを5mgから3mgへ減薬していたので、今回のCTには多少の不安を持ちながらの結果待ちだったのですが、でも、担当医と共に私もCT画像を覗き込んで見ている限り、個人的には担当医の言われる見立てと仰ることにはちと ・・・ (???)。 「ああ、そうですか ・・・」 と担当医には返事をしていても、心の中では (どこが? ゼンゼン私にはそう見えないんですけど~!) てな、首を傾げるような画像ではございました。

 

どうしても、私の心の奥底にある潜在的な医師への不信感から、こうした疑問・反発感が出てくるのだとは思いますが、でも、正直なところ、一般の人が見たらまず分からない画像でしたね。 そう ・・・ 、だいたいが、前回のCTを撮った時には 「リンパに腫瘍が確認されますね! これです、これ!」 なんて画像を指さして脅かされていたのに、今回のCT画像を見ながらの検診結果ではそのことにな~んも触れません。 「リンパはどうなったんじゃよ!」と言ってやりたいところでしたが抑え、今回の肺と共に、次回、じっくり聞いてみようと思います。

 

という訳で、今回は担当医から多少要注意を指摘された箇所はあったものの、しかし、私の認識では今回も状態は変わらず ・・・ (勝手ながら)。 一応、念には念を入れ、減薬していたインライタは5mgに戻すことにし、また次回検診に期待することとしますが、どちらかと言うと病院での化学療法よりも自身の我流療法に期待しながらCT検査結果での吉報を夢みていた私! ・・・ 当たり前ですが、そんな甘いモンじゃないですね。 たった一年や二年の期間で効果を期待するなど甘い! もっともっと摂生をしながら地道な努力をしてゆかねばならないのでしょう!。