初めての方プロローグからどうぞ
再会1話はこちら から
アカシもフラフラだったので
こてっちゃんと俺が
両脇から肩を貸しながら
病室に向かった。
途中、
アカシが小声で話しかけてきた。
「達也ぁ、リーゼント似合ってんぞ」
「もうやらねー」
「なんでだよ」
「皆笑うんだよ」
「バカ。自分でカッコいいと思ったらそれでいいだろ」
「…」
「嬉しかったぜ達也」
アカシはそう言ってくれたが、
俺の中では
もうリーゼントはしないと
決めていた。
周りが笑った事も
理由の一つだが、
一番の理由は他にあった。
アカシや美咲と同じ格好をしても
恥ずかしくないような
自分になってからにしようと
思ったんだ。
今同じ格好をしても
ただの真似になってしまう。
そんな自分が恥ずかしかった。
そして今
アカシに言われた言葉で、
自分でカッコいいと思う道を
見つけようと決意出来た。
アカシが小声で話しかけてきた。
「達也ぁ、リーゼント似合ってんぞ」
「もうやらねー」
「なんでだよ」
「皆笑うんだよ」
「バカ。自分でカッコいいと思ったらそれでいいだろ」
「…」
「嬉しかったぜ達也」
アカシはそう言ってくれたが、
俺の中では
もうリーゼントはしないと
決めていた。
周りが笑った事も
理由の一つだが、
一番の理由は他にあった。
アカシや美咲と同じ格好をしても
恥ずかしくないような
自分になってからにしようと
思ったんだ。
今同じ格好をしても
ただの真似になってしまう。
そんな自分が恥ずかしかった。
そして今
アカシに言われた言葉で、
自分でカッコいいと思う道を
見つけようと決意出来た。
「っていうかほんとに大丈夫なん?」
「俺が死ぬ訳ねーだろ」
「意識無かったじゃん」
「人はよぉ、簡単に死なねーよ」
「死にそうだったじゃん」
「血が出すぎただけだよ」
「俺が死ぬ訳ねーだろ」
「意識無かったじゃん」
「人はよぉ、簡単に死なねーよ」
「死にそうだったじゃん」
「血が出すぎただけだよ」
ベッドにアカシを寝かせたら
すぐに医者がやってきて
俺達も一緒に怒られた。
「俺なら大丈夫だよ先生」
そう言って
美咲が差し入れに持ってきた
バナナを食べ始めた。
点滴をすぐに打ち直された。
喧嘩の前に
カップラーメンを
大食いした時のように
一心不乱に食べていた。
一本のバナナを
2口でモリモリと食べていく姿は、
まるで動物園の
ゴリラを見てるようだった。
一房全部食べ終わったら
「腹いっぱいになったら眠くなってきたよ。寝たら皆ゴメンな」
そう言うより早く眠りに落ちた。
すぐに医者がやってきて
俺達も一緒に怒られた。
「俺なら大丈夫だよ先生」
そう言って
美咲が差し入れに持ってきた
バナナを食べ始めた。
点滴をすぐに打ち直された。
喧嘩の前に
カップラーメンを
大食いした時のように
一心不乱に食べていた。
一本のバナナを
2口でモリモリと食べていく姿は、
まるで動物園の
ゴリラを見てるようだった。
一房全部食べ終わったら
「腹いっぱいになったら眠くなってきたよ。寝たら皆ゴメンな」
そう言うより早く眠りに落ちた。
「寝かせてやろ」
そう言って美咲が
病室から出て行こうとしたので、
俺達はアカシのお母さんに
挨拶をして病院を後にした。
次回
そう言って美咲が
病室から出て行こうとしたので、
俺達はアカシのお母さんに
挨拶をして病院を後にした。
次回