始まり | Part time Female Yuki(Yukiのひとりごと)

Part time Female Yuki(Yukiのひとりごと)

これまで女性に憧れて、女性になりたいと願っていました。それは性別違和からくるものなのか?漠然とした疑念と女性化への思いを抱えながら、気づけば40代。結婚もし、子供も出来た今、それでも抑えられなかったこの思い…

女性化願望を意識したのは、小学校3年の頃。読み聞かせの時間に先生が選んできた本が、山中恒氏の「おれがあいつであいつがおれで」でした。その後映画「転校生」の原作になる本です。
 
男の子が女の子になる、ということに衝撃を覚え、親にねだって同じ本を買ってもらいました。何度も何度も読み返していたように思います。自分に置き換えて、「どんな感じなんだろう」と半ば興奮状態でした。その後も興味を持ち続けました。いいとも等、テレビで取り上げられる「ニューハーフ」さんたちの美しさに、憧れを覚えたものです。
 
夜中に親の下着をこっそり拝借してみたり、口紅をつけてみたり、いろいろ試しました(^_^;)
 
第二次性徴が始まってからは、変身や入れ替わりなど、いわゆるTSFジャンルの小説や漫画に興味を持ち、これもまた自分に置き換えて…と、女性化願望は大きくなっていました。
 
しかし現実として、第二次性徴後、ひげや体毛が濃いめになってしまった私が女性化など望むべくもなく、あきらめの気持ちも大きくなっていました。