なかなか衝撃的な題名ですが
こういう書籍があります。
精神科医が書いた本です。
ものすごくざっと説明すると
アルツハイマーやパーキンソンなど
脳の病気以外の精神症状に対して
薬では治らないよ
ということを書かれています。
僕自身は、パニック障害の経験から
この本に書かれていることはとてもよく
理解できます。
書籍は少々難しいですし
Amazonでも電子書籍以外は
なかなか買えませんが
興味があったら読んでみてください。
それとは別に
先日知ったこと、それは
6000人の患者とその家族が
信頼できると考える精神科医は
①診断と処方が適切で
②人格的に優れていて
③コミュニケーション力がある医師
だそうです。
妥当な感じですね。
では
2度とかかりたくないと感じた医師は
①②③がすべて逆…
ではなかったそうです。
実は、もっともかかりたくない精神科医は
①処方が最悪で
②人格が優れていて
③コミュニケーション力のある医師
だったそうです。
こういう医師にかかると
治らないどころか、下手をすると
悪化する可能性が高い。
でも人が良くて
コミュニケーション力のある医師は
タチが悪い(苦笑)ということなんですね。🥲
このことを知って
我々手技療法を行なう施術者も
まず技術を磨くことが重要なことを
改めて実感しました。
開業当時の僕は、技術が無くて
人格も最低、コミュニケーション力のみ。
結果が出ないので
患者さんに見切りをつけられてしまう。
という毎日。
①も②も欠けていました。
そのうち施術の技術は向上。
理論付けも出来るようになった。
でも、人格的には問題あり。
最低な施術者に近かったと思います。
けれど、14年前に選択理論心理学という
上述したアメリカの精神科医
ウィリアム・グラッサー博士が提唱した
心理学に出会ったことで
人生が大きく変わりました。
この心理学を学び続けて
実践し続けているおかげで
ストレスの95%が減っている感じがします。
すると、患者さんにも
真摯に向き合えるのです。
施術者自身が心身共に健康で
幸福感を持っていないと
来院された方の心身の健康に貢献すること
出来ないですよね。
色々と自問自答する日々です。