体験学習を終えてお茶屋について思うこと | いげっちのちょっと一服 お茶のみばなし

いげっちのちょっと一服 お茶のみばなし

いげっちは狭山茶を作っているお茶農家です。狭山茶が大好き。気の向くままにお茶のみ話をしたいと思います。どうぞよろしくお願いしま~す。

皆さん、こんばんは。

いつもブログ読んでいただき、ありがとうございます。
また、訪問していただき、「いいね!」していただいてありがとうございます。
 
今日は地元の小学校の体験学習があり、狭山茶の手もみ茶の講師として参加してきました。
その小学校は1学年1クラスで32名という児童数です。ほかの学区の小学校へも行く機会があるのですが、少子化の流れをくんでいて1クラスか、2クラスぐらいです。いげっちの小学校時代では1クラス42名で4クラスあったんですよ。
 
この頃は小学校の社会科学習(昔でいう総合学習)の一環で地元特産の狭山茶を題材にして茶摘み体験や茶工場の見学、ホットプレートを使って手作りのお茶の体験、そして、現役のお茶屋さんによる手もみ茶の体験学習、お茶の入れ方教室の授業が行われています。その一連の学習プログラムの一環として、今日は将来のお客様になるかもしれない子どもたちに手もみ茶を体験していただいたわけです。
 
体験学習では、お茶の乾燥具合によって揉み方が変わる手もみ茶を小学生が真剣に聴いてくれて、とてもうれしかったです。お茶は何時間ぐらいかかるのですか?など、子どもの興味によってさまざまに変化する質問に的確にこたえられなければならないので、気を抜いていると、ほわんとした回答をしてしまい、結構恥ずかしいです。
 

お茶の入れ方教室では、➀急須というお茶道具を使うということ②お茶の量と、お湯の量をきちんと量る③お湯の温度をぬるめにすると常に一定の濃度のお茶が入れられると教えるわけですが、急須でお茶を入れている間は子どもたちの歓声があちこちで聞かれとても楽しそうだったのが印象的でした。

子どもたちはいつもは勉強で座学なわけですから、実際にみんなと同じことをして結果や感想を言いあうということが少ないのかもしれません。それは、お茶はコミュニケーションの手段の一つ、コミュニケーションツールなんじゃないのかなという気がしてきました。
 
もちろん、気になっていることもあります。急須を使ってお茶を入れたことのない子が結構いるということです。お茶の産地なので大概の子は急須を見たことがあるということですが、実際に使ってみるということはないようです。これって、急須が絶滅してしまうのと同じくらいインパクトがあります。ペットボトルのお茶が何万ケースと出荷されていて、お茶の飲まれ方が変わってきたというのはわかっているのですが、ペットボトルやティーパックを普段使っている家庭がほとんどだということです。これだけ急須という道具が早い段階で各家庭から駆逐されていることを考えると、お茶屋さんももっとやることがあるんじゃないかな?と考えるきっかけになりました。
 
若者たちにはタピオカドリンクやほうじ茶や抹茶を使ったスイーツなど、飲み物としてのお茶以外の消費の仕方が流行しています。急須を使ったお茶の消費以外にもコミュニケーションの手段の一つに、再びお茶が使われるようにお茶屋さんは活動しなければならないと感じました。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
では、また。
 
 

友だち追加
LINE@友だち追加お願いいたします!