お茶屋さん「あるある」 | いげっちのちょっと一服 お茶のみばなし

いげっちのちょっと一服 お茶のみばなし

いげっちは狭山茶を作っているお茶農家です。狭山茶が大好き。気の向くままにお茶のみ話をしたいと思います。どうぞよろしくお願いしま~す。

皆さん、こんばんは。
いつもいげっちのブログを、お読みいただきありがとうございます。
また、「いいね!」して下さり、重ねて御礼申し上げます。

今日はお茶屋さんあるあるをご紹介します。

お茶が摘み頃になるのは初夏の五月、立春(2月4日)から数えて88日目、05月02日頃を八十八夜といい、お茶屋さんも大変忙しくなります。

ですから…

ゴールデンウィークはどこへも遊びに行けない。

のです。💧

それは、子どもさんにとってはとても辛いだろうと思います。
私も、皆が行楽に出かける時期ですが、家の手伝いをしていた記憶があります。

その生活ぶりをちょっとご紹介すると…。
朝、早くからお茶摘みをして、午前中には製茶し始めます。工場が火を止めるのは夜遅く22時頃です。
そんな生活を2週間ぐらい続けます。

また、狭山茶を生産している埼玉県の入間市、狭山市、所沢市、川越市、飯能市、日高市、鶴ヶ島市、三芳町などは栽培から製茶、小売まで一貫生産しているお茶屋さんが多いのが特徴です。
自分の茶園、茶工場、販売店を所有していて、今で言う「農業の6次産業化」がされています。
このような産業形態は全国どの茶産地を見ても埼玉県だけに多くみられ、その特異な産業形態から、埼玉県のお茶屋さんの業務形態をユネスコの産業遺産として登録しよう!という動きもあるようです。

最後までお読みいただきありがとうございます。
では、また。