やっかい者の「タバコ」について考えてみた! | いげっちのちょっと一服 お茶のみばなし

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いげっちは狭山茶を作っているお茶農家です。狭山茶が大好き。気の向くままにお茶のみ話をしたいと思います。どうぞよろしくお願いしま~す。

皆さん、こんばんは。
いつもいげっちのブログを読んでいただき、ありがとうございます。
この頃、アクセス数がちょっと上向いて来て、新しいフォロワーさんがついてきました。ありがとうございます!

さて、今日はタバコについて考えてみたいと思います。
この頃は受動喫煙の問題でタバコを吸う人は肩身の狭い思いをしていらっしゃるのではないでしょうか?

私が、まだ20代の頃はタバコを吸う愛煙家さんはたばこ税という税金を各市区町村に納めているので、「高額納税者」と呼ばせていただいていたのですが、このご時世、そういう発言をするのもはばかられる状況になってきています。(冗談でもです。)

私は、タバコは一切吸わないですが、発ガン性があるとか…。体の健康を害すとか…。悪影響を指摘されているタバコの煙を吸わされることに、抵抗を感じる。不快に思う気持ちも理解できます。

実は、いげっちの勤める井ケ田農園でも取引先でタバコを販売する取引先があり、話を伺うと最近は煙が出ない電子タバコ(アイコス)などが人気なんだそうです。

なんでこんな話なの?というと、最近、インフルエンザワクチンをタバコの葉から量産する技術が開発されたというのを日本経済新聞、フォーブス誌などのサイトで目にしたからです。

タバコは害のあるものととらえられていますが、使い方次第なのかなぁ。とかんじました。

数年前、ミツバチの大量失踪や大量死が問題となっていました。名前を聞いてピンときた方もいらっしゃると思います。そうです。ネオニコチノイド系農薬です。ネオニコチノイドはタバコの成分(ニコチン)を改良して作られたものです。
人体への急性毒性が少ない、害虫だけに効果がある農薬として茶業の現場では使う機会が多かったです。
私達も、当初は生態系を破壊しにくい、環境に優しい農薬として使用していました。
科学が進歩すると新たに慢性的な毒性についての指摘や、ミツバチのちからを借りて受粉させるイチゴ🍓などの作物に配慮して、使う機会がほとんどなくなりました。

ヨーロッパでは、ネオニコチノイド系農薬について使用を禁止している地域があります。
皆さんはそれを聞いて、ネオニコチノイド系農薬はものすごく危険なのではないか?と疑うかもしれませんね。

規制をした背景が、ウィキペディアなどにも載っているのですが、ヨーロッパのある地域ではこのネオニコチノイド系農薬にヒマワリやトウモロコシの種を漬けて栽培するのが一般的なんだそうです。
農薬を漬けた種は大きくなり開花します。このとき、ネオニコチノイドな成分は花の蜜や花粉に移転します。そこにミツバチが来て、蜜を吸ったり、花粉を体につけます。
そのミツバチが犠牲になっているので、大々的に規制になったようなのです。

日本ではどうなのかというと、薬剤に種子を漬け込む処理は一般的ではありませんので、ネオニコチノイド系農薬はヨーロッパのような規制がかかっていません。

逆に、ヨーロッパは日本よりも農薬の基準が厳しいから安心だと思っている方もいるかも知れませんが、農薬に関する考え方が日本とは違うので、ヨーロッパの有機農産物でも安心ではないのかもしれません。
(ちょっと話が長くなりましたね。💧)

今、何かと騒がせているタバコですが、農業の分野でも、医療の分野でも活躍が期待されています。
タバコが人類社会で共存できるほうが我々にとってもいいことなんじゃないかって考えています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
では、また。