コメ・ペタありがとうございます。
今日は昨日に引き続き、生活にかかわる話をしたいと
思います。
昨日の話では、商社の話と植物の苗や種・家畜の精子
や家畜そのものなどの遺伝資源の話が結びつかなかっ
たようですね。 反省しています。![]()
商社は私たちに代わって外国と商売をしています。それは
鉄を作るための原料を買い付けたり、私たちに身近なところ
ではマグロなども買い付けたりしています。
日本はとても資源の乏しい国ですので、多くを輸入に頼っ
ています。大豆や小麦などの農産物までも商社が輸入して
くれるおかげで、私たちは物理的な豊かな生活ができるの
です。
逆に、自動車や半導体などを外国に輸出しています。
これは、半導体や自動車を売ってばかりいるだけでは貿易
摩擦が起こるから、外国から安い農産物を輸入している。
最近でも もっとアメリカの牛肉を食べてくれ と
詰め寄られていたことがあったですよね。
そうそう、地中海と大西洋のクロマグロが絶滅してしまい
そうだから取引を禁止しようという動きがありました。
もともと外国の方はマグロを食べる習慣がないそうですが、
日本人には高く売れる ということで乱獲してしまい、この
ままではマグロが絶滅するんではないか?と心配された
のが原因です。
もし、みなさんが生産者だったら、少しでもお客さんの好み
に合わせて、高く買ってもらえるように努力しますよね。
また、買い手としては、よい商品を安く手に入れたいと思い
ます。
そこで、商社が日本で開発された種や苗を外国にあっせん
しているのではないか?と思ってしまうのです。
日本よりも国土の広いオーストラリアや、アメリカで日本の
品種を導入し、大量に、安い製品を作ってしまいます。それを
商社が日本に輸入します。同じ品質で値段だけ違ったら、安い
方を選ぶのが生活者の心理です。結果的には国産の農家が
競争に負けるというのが、お話したかったことです。
でも反対にいいところもあります。この前の口蹄疫騒ぎの話です。
種牛まで処分の対象になってしまい、肥育農家は大打撃を受け
てしまいました。しかし、遠く離れた外国に、純血和種を飼ってい
れば、時間はかかりますがまた種牛を復活させることができる
と思います。(商業的ですが、動物園のような機能を果たします)
ですから、商社は、
日本で開発した種や苗、家畜などを簡単に外国に導入してしまう
ので、日本で栽培飼育している農家や酪農が競争に負けてしまう。
というところと、
商業的な動物園のように種の保存ができている
ところという2つの側面があると言いたかったです。
長くなってしまいましたが、昨日お話ししたかったことは、こういう
ことです。