6月28日に太田市運動公園野球場で行われた都市対抗野球北関東大会、全足利クラブ×日立製作所の観戦記です。

クラブ野球選手権11度の優勝、都市対抗本大会にも1978年、2014年の2度出場経験のあるクラブチームの名門全足利クラブ。今年増枠となった1枠を狙っていきたいところです。

初戦の相手は茨城の強豪日立製作所となります。

 

<スタメン>

【先攻:全足利クラブ】

①レフト 二村

②センター 岩崎(浩)

③ライト 松濤

④ファースト 北間

⑤サード 八代(竜)

⑥DH 高橋(晶)

⑦セカンド 小野

⑧キャッチャー 立石

⑨ショート 宇賀神

先発ピッチャー 齋藤

【後攻:日立製作所】

①センター 鵜沼

②ファースト 吉川

③ライト 清水

④サード 谷内

⑤ショート 宮

⑥DH 竹内

⑦レフト 松下

⑧キャッチャー 佐藤

⑨セカンド 斎藤

先発ピッチャー 北爪

日立は鵜沼、竹内、佐藤、斎藤と4人のルーキーがスタメンに並ぶフレッシュなスタメンになりました。

 

<試合概況>

先制したのは日立。全足利先発齋藤の緩急をつけた投球に苦しみますが、2回裏6番竹内、7番松下のタイミングを外された内野ゴロがヒットになるラッキーが重なりチャンスを作ると、9番斎藤の2点タイムリーで先制します。

4回にも8番佐藤のヒット、9番斎藤が四球を選びチャンスを広げると、1番鵜沼がレフトスタンドへ3ラン本塁打を叩き込み、リードを広げます。

7回にも敵失などで2点を加えた日立は8回には4番谷内の本塁打が出てダメ押し。

一方的な展開となった全足利ですが、9回表日立3番手の宮下を攻め、2本のヒットでチャンスを作ると3番松濤がライトスタンドに3ラン本塁打を放ち一矢を報います。

しかし試合はこのまま8-3で日立が勝利しました。

<注目選手など雑感>

日立がご当地群馬出身選手の活躍で快勝しました。

先発の高崎高→筑波大の経歴の2年目北爪は7回を被安打1,10個の三振を奪う好投。

140キロ台のストレートに縦の変化球のコンビネーションが効果的で5回までに10個の三振を奪う好投。先発の一角として機能してくれそうです。

先制打を放ったルーキーの斎藤は前橋高→慶応大という経歴。

先制打を含む2安打に守備も安定。堅実なプレーは貴重な戦力になりそうです。

ご当地群馬で、さらに群馬を代表する進学校「タカタカ」と「マエタカ」のOBが結果を残したのは近年健大高崎や前橋育英などの私学に押され気味ですが、甲子園経験もある母校の後輩たちへのエールにもなりそうです。

日立は斎藤以外もルーキーが躍動。3ラン本塁打を含むマルチヒットの鵜沼に竹内、佐藤にもヒットが出てチームに新しい風を吹き込んでいますね。

次戦はSUBARUとの大一番。日立にとっては「完全アウェー」になりますが第1代表を目指していきたいですね。

敗れた全足利ですが、最終回に本塁打で3点を返したのは敗れた中で次戦につながるものになったのではないでしょうか?

本塁打を放った松濤はルーキー。

広角に強打を放てる巧打者という印象で大きな戦力になりそうです。

日立打線に捕まったものの先発の齋藤は牽制刺を2つ決めるなど持ち味を発揮。

緩急をつけた投球は企業チーム相手にも通用するものだと思いますので、敗者復活トーナメントでのリベンジに期待したいですね。

 

全足利クラブ000000003=3

日立製作所 02030021X=8

(足)齋藤、岩﨑(海)、山本-立石、岩﨑(昴)

(日)北爪、山田、宮下-佐藤、鮎ヶ瀬

【勝利投手】北爪

【敗戦投手】齋藤

【本塁打】

(足)松濤

(日)鵜沼、谷内

【三塁打】

(足)小野