7月19日に埼玉県営大宮球場で行われた全国高校野球選手権埼玉大会、市立川越高×春日部共栄高の観戦記です。
春の大会ベスト4進出で今大会Bシードの市立川越高。川越商高時代の1989年以来の甲子園出場を狙います。しかし4回戦の相手は難敵、「Youがどうしてノーシード?」って感じの春日部共栄高。それもそのはず春に大会は部内トラブルで出場辞退したため。昨秋はベスト4に進出している力のあるチームらしく貫禄の2試合連続コールド勝ちでの4回戦進出となりました。
<スタメン>
【先攻:市立川越高】
①ライト 中村
②キャッチャー 玉野
③ショート 森
④レフト 森村
⑤ファースト 山田
⑥セカンド 齋藤
⑦センター 篠
⑧ピッチャー 玉井
⑨サード 嶋田
【後攻:春日部共栄高】
①ショート 広瀬
②キャッチャー 金子
③センター 佐藤
④ライト 明戸
⑤レフト 吉富
⑥ファースト 濵田
⑦セカンド 斎藤
⑧サード 一條
⑨ピッチャー 前田
<試合概況>
初回市立川越は春日部共栄先発前田の制球難に付け込み、3つの四死球で満塁のチャンスを作りますが、あと一本が出ません。
その裏春日部共栄は先頭の広瀬が二塁打で出塁すると、犠打と犠飛で先取点を奪います。
春日部共栄は3回にも広瀬の二塁打を足掛かりに2番金子、4番明戸の2本の適時二塁打で2点を追加します。
攻撃の手を緩めない春日部共栄は4回にも1番ヒロセの適時打と3番佐藤の適時三塁打で3点を追加し、市立川越先発玉井をKOします。
反撃したい市立川越は6回表に春日部共栄2番手樋本から3つの四球で満塁のチャンスを作ると、バッテリーエラーの間に1点を返しますが、その後後続が続かずビッグイニングを作れません。
春日部共栄は7回裏、4番明戸が左中間スタンドにソロ本塁打を放ち追加点。
最後は市立川越のバッテリーエラーで8点目が入りコールドが成立。
春日部共栄が3試合連続のコールド勝ちでBシード市立川越を降し、ベスト16入りを決めました。
<注目選手など雑感>
春日部共栄が打線好調でBシード市立川越を圧倒しました。
チームを牽引したのは1番の広瀬。
3安打1打点3得点のバッティングに加え、守備でも広い守備範囲を見せポテンシャルの高さを感じさせました。
共栄は中軸も実力を発揮。3番佐藤は犠打と適時打で3打点、4番の明戸も本塁打を含む2本の長打で2打点と広瀬の出塁をしっかりと活かしました。
一方でやや不安が残ったのは投手陣。3投手の継投でしたが与えた四死球は10個と手放しでは喜べない内容でしたね。このあたりをどう修正できるかが2014年以来の夏の甲子園出場につながりそうです。
敗れた市立川越は春日部共栄から10個の四死球をもらいながら11残塁と拙攻が響きました。初回の満塁のチャンスで先取点を奪えなかったのが響きました。
投手陣も享栄の強力打線の前に6本の長打を浴び力負けの印象です。
先発の玉井は3回戦でも2回途中で降板するなど本調子ではなかったのかもしれませんね。一方で打者としては2本のヒットをマークし意地を見せました。
身体能力は高そうで、上のステージで野手としても通用しそうな印象を受けました。
1998年の滑川(現:滑川総合)を最後に私学の甲子園出場が続いている埼玉にあって、公立の雄で毎年好チームを作ってくる市立川越。新チームでの活躍に期待したいですね。
市立川越高0000010=1
春日共栄高1023002X=8
<7回コールド>
(川)玉井、栗本-玉野
(春)前田、樋本、藤崎-金子
【勝利投手】前田
【敗戦投手】玉井
【本塁打】
(春)明戸
【三塁打】
(春)佐藤
【二塁打】
(川)玉井
(春)広瀬、広瀬、金子、明戸















