7月19日に埼玉県営大宮球場で行われた全国高校野球選手権埼玉大会、細田学園高×叡明高の観戦記です。
春の県大会で躍進し準優勝、初出場の関東大会では初戦敗退もセンバツ出場の山梨学院高相手にタイブレークの接戦を演じた叡明。Aシードに推された今大会で勢いに乗って初の甲子園まで駆け上がれるでしょうか?
対するは2020年秋の県大会準優勝で関東大会出場の実績のある細田学園高。埼玉県内でも新興勢力同士の対戦となりました。
<スタメン>
【先攻:細田学園高】
①ライト 藤本
②ファースト 杉浦
③レフト 白石
④センター 石栗
⑤ピッチャー 伹野
⑥サード 富澤
⑦セカンド 杉原
⑧キャッチャー 森田
⑨ショート 渡邊
【後攻:叡明高】
①センター 根本
②キャッチャー 青木
③ショート 田口
④ファースト 赤城
⑤ライト 笘
⑥サード 高野
⑦レフト 三枝
⑧セカンド 細沼
⑨ピッチャー 増渕
細田学園は背番号3の左腕伹野を先発に起用。一方の叡明はエースナンバーを背負う増渕が先発です。
<試合概況>
先に大きなチャンスを作ったのは叡明。2回裏、3連続四球で1死満塁のビッグチャンスをつかみますが、9番増渕の打球はピッチャーへのゴロ、1-2-3と送られ併殺となりチャンスを逸し、嫌なムードが漂います。
すると3回表細田学園は先頭の杉原がヒットで出塁しますが、ここで叡明先発増渕のギアが上がり、3連続三振で試合の流れを引き戻します。
その裏、叡明は1死後ヒットと敵失、バッテリーエラーと四球で1死1・3塁のチャンスを作ります。ここで細田学園ベンチが動き、背番号1の戸田を投入します。
しかし叡明は戸田の代わり端を攻め4番赤城、5番笘が連続適時打を放ちリードを奪います。
さらに6番高野がスクイズを成功させこの回3点を奪い試合の主導権を握ります。
ところが4回以降叡明は走者を出しながらも6回の増渕の適時打以外は得点を追加できず、試合は終盤の8回を迎えます。
8回裏叡明は2つの四死球と犠打エラーで1死満塁のチャンスを作ると、打者は途中出場の長島。長嶋は左中間を破る走者一掃の適時三塁打を放ち、コールド要件を満たす7点差となり試合終了。
Aシード叡明が7-0のコールドで5回戦進出を決めました。
<注目選手など雑感>
叡明がAシードの貫禄を見せ、快勝しました。
盤石なのは投手陣。先発の増渕は7回被安打2の無失点投球で6つの三振を奪いました。
また8回1イニングを投げたショート兼任の田口も3つの三振を奪い、力のあるところを見せました。
春の準優勝の原動力となった2枚看板は強力で、浦和学院や花咲徳栄などの常連校が敗退している埼玉にあって優勝候補の最右翼になってきそうです。
叡明は打線も勝負強さを発揮。先制打の4番赤城、5番笘など中軸がきっちり仕事ができているのが大きいですね。
敗れた細田学園はAシード相手に守備でよくしのいできましたが最後に力尽きました。打線が散発の3安打では厳しかったですね。
とはいえ主将の杉浦を中心によくまとまったチームという印象を受け、3回途中からリリーフして力投した戸田や3安打のうち2安打を2年生が打ったことは新チームへの大きな糧になったのではないかと思います。叡明に追いつけ追い越せで秋以降の活躍に期待したいと思います。
細田学園高00000000=0
叡 明 高00300103X=7
<8回コールド>
(細)伹野、戸田―森田、清水
(叡)増渕、田口-青木、林
【勝利投手】増渕
【敗戦投手】伹野
【三塁打】
(叡)長島
【二塁打】
(叡)三枝














