7月26日にさいたま市営浦和球場(アイルスタジアム浦和)で行われた全日本クラブ野球選手権大会関東予選、全川崎クラブ×CLUBREBASEの観戦記です。
今年年初に投稿した記事で触れたCLUBREBASE。昨年東京都野球連盟に加盟したばかりの新興チームながら、企業チームを勇退したばかりの選手を加え戦力充実。都市対抗予選では見事に1次予選を突破し、2次予選へ出場。企業チームから勝利をあげることはできませんでしたが、実力のあるところを見せました。クラブチームの頂点を決めるクラブ野球選手権の都予選も突破し、実質活動1年目での全国舞台を目指します。
対するは神奈川の全川崎クラブ。こちらも西関東予選までコマを進め、第2代表決定トーナメント準決勝で敗退したものの、クラブチーム相手には実力の差を見せつけました。初戦ではもったいないような対戦カードになりました。
<スタメン>
【先攻:全川崎クラブ】
①サード 西森
②レフト 谷田(成)
③ライト 山口
④ファースト 若林
⑤センター 白井
⑥セカンド 栗田
⑦キャッチャー 岩永
⑧DH 小泉
⑨ショート 山田
先発ピッチャー 入倉
【後攻:CLUBREBASE】
①ライト 小木曽
②セカンド 乘松
③DH 杉山
④レフト 鈴木
⑤ファースト 福山
⑥サード 須永
⑦センター 保科
⑧ショート 花村
⑨キャッチャー 船木
先発ピッチャー 川上
様々なバックボーンを持つ選手が集まるのがクラブチームの特徴ではありますが、CLUBREBASEの福山、船木は東芝から、小木曽はクラブチームのジェイファムを経由していますが、元は三菱重工名古屋でプレーした経歴を持ち転籍組。7番の保科は元ジャイアンツの育成選手です。一方全川崎も2番に座る谷田(成)は慶応義塾高~慶応大~ENEOS~徳島インディゴソックスとプレーしたアマチュア野球ファンにはおなじみの選手。先発投手も全川崎が三菱重工Eastから転籍の入倉、CLUBREBASEはオールフロンティアから転籍してきた川上というマッチアップになりました。
<試合概況>
序盤は両先発投手が実力を発揮し、静かな立ち上がりとなりますが試合が動いたのは3回裏。
CLUBREBASEは2つの四球でチャンスを作ると、3番杉山がセンターへ適時打を放ち、2点を先制します。
CLUBREBASEは4回にもチャンスを作ると、6番須永、8番花村の適時打で3点を追加します。
さらにCLUBREBASEは敵失などに付け込み、3点を追加しこの回一挙6点を奪い8点のリードを奪います。
守っては川上→荒川の継投で全川崎打線を1安打に封じ、7回コールドが成立。CLUBREBASEが代表決定戦にコマを進めました。
<注目選手など雑感>
CLUBREBASEが勢いのあるところを見せつけ快勝しました。
20代前半の選手が多い中に、アラサーの企業チームからの転籍組がうまくかみ合っている印象です。
若い選手のお手本となっているのが5番の福山。
巧みなバッティングは健在で2本のヒットをマークし、打線を牽引しました。
若い選手たちも結果を出し、先制打の杉山は法政大在学中、軟式野球部からの転身組。
また4回に適時打を放った須永は大卒1年目、花村は高卒1年目とのびのびとプレーしているのが印象に残りました。気持ちいいくらいにバットをマン振りする若手たちを見ると、確実性が求められる大学や企業チームではなかなか使いづらい部分があるかもしれないなと思いつつ、のびのびプレーする若手たちに、企業チームで経験を積んだ選手たちが融合することで新たな化学反応が産まれ、企業チームに一泡吹かすことも夢ではなさそうな気がしました。
投手陣では先発の川上が力強いまっすぐを武器に6回を無失点の好投。
企業チームのオールフロンティアで3年プレーした後、今年3月にチームに加わった右腕。150キロ近いストレートは企業チーム相手にも十分通用するような実力者だと思います。
CLUBREBASEは27日に全国行きをかけて代表決定戦に臨みますが、このポテンシャルがあれば実質活動1年目での全国舞台を手繰り寄せられるのではないでしょうか?
敗れた全川崎は打線が1安打に封じられ、全国への道は閉ざされました。しかし昨年末に部員の一部が新たなクラブチームに転籍し新体制になった初年度に西関東予選進出など結果は残しました。
神奈川を代表するクラブチームの一角であることは間違いありませんので、来季以降の活躍にも期待したいですね。
全川崎クラブ 0000000=0
CLUBREBASE 002600X=8
<7回コールド>
(川)入倉、河野、金井、村上-岩永
(R)川上、荒川-船木
【勝利投手】川上
【敗戦投手】入倉
※長打なし









