7月26日にさいたま市営浦和球場(アイルスタジアム浦和)で行われた全日本クラブ野球選手権大会関東予選、南アルプス硬式野球俱楽部×川口ゴールデンドリームスの観戦記です。
昨年クラブ野球選手権に出場し、1勝をマークし8強進出した川口ゴールデンドリームス(以下川口GD)。2年連続の全国舞台を狙います。対するは山梨代表の南アルプス硬式野球倶楽部。トップ写真の試合前の整列を見てもわかる通りこの日のベンチ入りメンバーは15名。登録では31人の部員がいるようですがクラブチームならではですが仕事の関係で来られない選手も多いようです。
<スタメン>
【先攻:南アルプス硬式野球倶楽部】
①センター 川口
②DH 深澤(樹)
③ライト 杉村
④サード 小林(勇)
⑤レフト 吉澤
⑥ファースト 飯窪(航)
⑦キャッチャー 飯窪(周)
⑧セカンド 平間
⑨ショート 石川
先発ピッチャー 諏訪
【後攻:川口GD】
①ファースト 吉村
②キャッチャー 小澤
③ライト 佐藤
④セカンド 根上
⑤レフト 横山
⑥DH 大友
⑦ショート 下嶋
⑧サード 大槻
⑨センター 島田
先発ピッチャー 豊泉
<試合概況>
初回に敵失で1点を先制した川口GDは3回にも敵失を足掛かりに4番根上が適時打を放ち、リードを広げます。
しかし南アルプスは4回表、こちらも敵失を足掛かりにすると7番飯窪(周)、9番石川の適時打で同点に追いつきます。
追いつかれた川口GDはその裏、9番島田のスクイズで再びリードを奪います。
再度リードされた南アルプスですが、直後の5回表、川口GD2番手松原を攻め、内野ゴロの間に同点にすると、5番吉澤の適時打で逆転に成功します。
ところが川口GDも負けずにその裏、4番根上がこの試合2本目の適時打を放ち、すかさず同点に追いつきます。
試合は両チーム一歩も譲らぬまま、終盤へ進みます。9回表南アルプスは1番川口、2番深澤(樹)の連打で無死1・2塁のチャンスを作ります。しかし川口は4番手山本を投入。山本が2つの三振を奪う好リリーフでピンチを切り抜けます。
その裏、川口GDは先頭の途中出場徳永がヒットで出塁すると盗塁を成功、さらにキャッチャーの悪送球を誘い3塁まで進塁します。ここでこちらも途中出場のキャプテン豊山がセンターへ犠牲フライを打ち上げ、3塁走者が生還。川口GDがサヨナラ勝ちで代表決定戦に進出しました。
<注目選手など雑感>
両チーム一歩も譲らず、一進一退の攻防となりましたが川口GDが競り勝ちました。
サヨナラの犠牲フライを放った豊山は地元川口青陵高出身の37歳のベテラン。
昨年まではスタメンを務めていましたが、今季は控えに回ることが多いようです。しかし、勝負ところでしっかり結果を残すのはさすがです。地元の高校出身でアラフォーまでプレーを継続している姿はクラブ野球の神髄を体現するような選手だと思います。
4番の根上も2本の適時打で結果を残し、守備でも軽快さを見せチームの中心選手としての存在感を示しました。
9回のピンチを切り抜けた山本も力強いボールで2つの三振を奪い好リリーフで勝利に貢献しました。
川口GDは翌日の代表決定戦ではCLUBREBASEに敗れ、2年連続の全国出場はかないませんでしたが、埼玉を代表するクラブチームであることは間違いありません。今後の活躍にも期待したいと思います。
敗れた南アルプス硬式野球倶楽部もメンバーが少ない中よく戦いました。
中でも先発完投の諏訪は144球の力投をみせました。
この人も36歳のベテラン。味方のエラーに足を引っ張られた部分もあり自責点は1という内容でした。こういった投手の活躍もクラブチームならではですね。
打者では1番の川口がシュアな打撃で4安打をマーク。斬り込み隊長として打線を牽引しました。
諏訪も川口も東海大甲府高→東海大の経歴で地元にUターンしてプレーしている選手。他にも山梨県内の高校の出身者がほとんどを占める南アルプス硬式野球倶楽部。神奈川勢と戦う西関東予選では苦戦が続きますが、来年以降どれだけ爪痕を残せるか注目したいですね。
南アルプス硬式野球倶楽部000220000=4
川口ゴールデンドリームス101110001X=5
<9回サヨナラ>
(ア)諏訪―飯窪(周)
(川)豊泉、松原、山下、山本-小澤
【勝利投手】山本
【敗戦投手】諏訪
【二塁打】
(ア)川口
(川)根上

















