数年ぶりの5連休の「シルバーウィーク」。野球ファンとしてはどこに観戦に行こうかうれしい悩みのはずでしたが…。関東地方は報道の通り台風25号の影響で雨続き。筆者も本日等々力球場で神奈川企業大会を観戦しようと出向きましたが、天気予報を上回る雨となり、残念ながらサスペンデットゲームとなってしまいました…。まぁ、お天気には逆らえませんのでこんな日もあるさと自分を納得させましたが、関東地方の大学野球の秋のリーグ戦は長雨の影響で日程消化が厳しくなってきたような様相です。筆者の私見も含め状況を整理してみましょう。

 

●千葉県大学野球連盟

まずは大雨の影響を一番受けているのが千葉大学野球連盟。

報道もされているように先月来大雨の被害が続いている千葉県内。9/5に開幕のスケジュールだったところ9/5、9/6、9/7、9/8、9/12と中止順延が続き、9/13にようやく開幕。しかし9/15、9/16と再び雨天中止となり9/17にようやく開幕カードを日程消化。

そしてこのシルバーウィークは本来空き週になっていたところ21日から千葉工大野球場でスケジュールを組んだところ21日がまた雨天順延。22日は試合ができ、本日23日は雨の中何とか3試合消化したようです。1カード3回戦にもつれ込みましたがこれも千葉工大球場で消化という形になると思われます。

ただ、この先問題となってくるのは通常一部リーグ戦で使用している長生の森、JFE犬成、そして千葉工大にしても照明設備がないこと。日程的には10/10~週を最終週にしているものの、1か所で3試合開催というのが日没時間が短くなるにつれて不可能になりそう。10/10~週の節も長生で2試合、千葉工大で1試合の分離開催としているのも照明の問題が大きそうでこれ以上の順延は避けたいところですね。

 

●関甲新学生野球連盟

中止順延になったのが9/6の一部の試合と9/20の4試合。9/6中止の2試合は本日消化でき、9/20中止分の振替日程がまだ未定になっているとはいえ比較的雨天中止が少なく恵まれている印象。

ただこの連盟は一部8校、2試合総当たりなのでほかの連盟より試合数が多いのは要注意。

とはいえ、もともと公営球場の使用は少なく、上武大、白鷗大、平成国際大の自校のグラウンドを使用しているので最悪平日にこれらの球場を使っての日程消化は可能だと思われます。

 

●東京新大学野球連盟

こちらも中止順延となったのは台風直撃となった9/20のみ。昨日22日に共栄大グラウンドを使用し、3回戦にもつれ込んだ本日も岩槻を抑え日程を消化。振替未定日程なく、無事に3節を消化し各校2カードを終了している状況です。

今週末に全校出場の3試合日、あとは2試合づつ3週を組む日程になっていますが、今週末の3試合週を無事に消化できれば問題なさそうですね。

 

●神奈川大学野球連盟

ここも雨の影響を大きく受けている連盟。千葉同様に9/5、9/6、9/7、9/8、9/12と中止順延。9/13にようやく開幕し、1節を消化したものの2試合の週だったので、春の王者横浜商大、関東学院大はまだ開幕できず。

9/20、9/21に組んでいた横浜スタジアム開催も台風の影響で中止で、昨日22日に関東学院大Gで3試合消化したものの本日はまた雨天中止。横浜商大、関東学院はいまだ1試合しか試合ができていない状況になっています。

すでに予備週にしていた10/25週も試合が組み込まれており、これ以上は順延は防ぎたいところです。

この連盟も関東学院大、神奈川工大と自校のグラウンドを活用できるので最悪平日開催が可能という強みはあるものの、終盤は過密日程になりそうで、優勝争いにも大きく影響を及ぼしそうです。

 

●首都大学野球連盟

この連盟は「学生の本分は授業」と掲げ、土日で1勝1敗のタイになったり中止になっても、月曜日に試合を行わず予備週(二部の試合日程で複数の公営球場を抑え、1~2試合の追加が可能にしている)で試合を消化しています。

幸い中止になった日程は9/6の3試合と9/20の1試合となっています。

10/10週の平塚を抑えてある予備週は10/10は3回戦にもつれ込んだ日体大×武蔵大、10/11は雨天順延の日体大×東経大、3回戦にもつれ込んだ筑波大×武蔵大が組み込まれており、10/24週も平塚を予備週として押さえているとはいえ、これ以上雨天中止や3回戦にもつれ込むカードが出ると苦しくなるか?

ただこの連盟も通常公式戦でも使用する日体大健志台球場がありますので、最終手段としては平日開催で日程消化はできるかと思われます。

 

さらにここまでの5連盟はリーグ戦の消化では終わらず、明治神宮大会の出場権をかけた「横浜市長杯」が控えているため、明治神宮大会の開幕が11/19からであることを踏まえると何とか10月中にはリーグ戦を終了させないと横浜市長杯の日程すら組めなくなる恐れがあるので要注意です。(ハマスタのスコアボード改修工事があるのでハマスタ開催が可能かどうかも微妙なところも懸念点になりそう)

 

●東京六大学野球連盟

神宮球場の優先使用権が水曜日まであることもあり、日程的には比較的余裕があるため雨天中止は9/20のみと比較的余裕はありそう。

懸念点としては今週のカードで「3回戦大好き」法政大が昨日の立教戦で先勝しながらもプロ併用日の規定で引き分け、日程未定で3回戦にもつれ込んでしまったこと。

一方でスワローズファンにはバッドニュースになりますが、好材料としてはスワローズのCS以降の進出の可能性がなくなったため、10/24週が法政×東大、10/31週が明治×立教と1カードのみで組んでいる日程にかぶらない対戦が順延になった場合はこのタイミングで追加日程を組むことは可能であること。(法政×立教の3回戦は難しいが…)

さすがに11/7からの早慶戦の日程をずらすことはできないと思いますが、そこまでに優先使用権を活かして日程を消化することはできるのではないでしょうか?

 

●東都大学野球連盟

そうなるといよいよ厳しくなるのが東都。ここまで雨天中止は7試合。9/9、9/10で第1週の中止分を消化、明日24日が雨天中止にならず第2週の決着がつけばひとまずここまでの予定通りの日程は消化でき、あと3週となりますが25日がスワローズのナイターが入っているので、試合ができても1~2試合。10/6週は空き週になってはいるものの天気や六大学の試合状況によっては日程が消化できない可能性も…。これ以上の雨は避けたいのが本音ですね。

そもそも東都に関しては以前から当ブログでも触れていますが、神宮へのこだわりを捨てて週末に球場を抑えて開催するスタイルにしていかないと本当にまずいことになるのではないでしょうか?

一時期週末で地方開催なども試みていましたが、それも立ち消え。昨年は春にジャイアンツタウンでの週末開催を行いましたが、ジャイアンツと蜜月関係にあるとはいえ首都大学野球連盟が今年も春、秋ともにジャイアンツタウンでのリーグ戦を開催したのに対し、東都は昨年春のみ。何らかのパイプ作りをしていかないといよいよまずいのではないかと思ってしまいます。筆者は過去記事でベルーナドームを活用できないか?と私見を述べたことがありますが、平日仕事のファンとしてもレベルの高い「戦国東都」を週末に観たいと願うばかりです。

 

 

さらに神宮球場が新球場になった場合、学生野球の優先使用権はそのまま残るのか?というのも少し気がかり…。もし優先使用権が新球場ではなくなるなんてことになったらいよいよ東都は苦しくなるのでは?

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そしてまた今週末の天気予報もよろしくない…。試合観戦できないのもファンとしてもつらいので、何とかお天気持ってくれないでしょうかねぇ?てるてる坊主を吊るそうかしら?