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侘寂伝文(わさびやブログ)

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[令和8年3月 営業日程] 

・夜席-18:00~23:00(ラストオーダー22:30) 予約状況により早仕舞い有り

  事前に電話予約を頂ければ17:00から開店出来ます

・昼席-11:30~14:00(ラストオーダー13:30) 土日祝休み 予約状況により不定休有り

 

・3月2日(月)の夜席は 最初のご予約様の応対の事情により18時半に開店します   

・3月20日(金).21日(土)は蔵元交流会開催の為 一般の夜席営業は休み 貸切営業とさせて頂きます

 蔵元交流会へ参加希望の方は 当店へお気軽に問い合わせ下さい

・3月29日(日)は早朝より出張(蔵元訪問)のため 30日(月)の昼席は休業 夜席は18時開店です

 

[令和8年おまかせ料理/鍋コース一覧]

わさびやのメイン "おまかせコース/鍋コース料理"は リンク先↑から詳細をご覧ください 

アメリカ・イスラエルがイランを攻撃 20260228 

本日 現地時間昼過ぎにアメリカ軍・イスラエル軍がイランのテヘランを中心に大規模な爆撃を行いました 予め予測はされていたのもの 原油の約9割をイランに依存している日本にとって 原油価格高騰をはじめ色々なインフラ価格への影響が大きく他人事ではありません 

 

イラン革命後から続くアメリカとイランの因縁ですが 古くはオイルショック等 日本経済にも只ならぬ影響を齎してきました 令和8年の今 世界各地で戦争が勃発している憂き状況です

 

私が独立開業して5年程たった時 アメリカがイランを攻撃した事でホルムズ海峡が閉鎖され 日本に輸出されていた原油がほぼストップした事がありました 当時の食物油は輸入が激減し価格は4倍位に膨れ上がり 仕入れに相当難儀した事は今でもよく憶えています

 

当時 仕入れ関係者の伝手で 食物油はどの油類にも(胡麻油/白絞油/サラダ油等)関わらず 原油の輸入状況によって価格が左右される"先物取引"だという事を知り この苦い経験が今日まで食物油を効率良く仕入れるきっかけになった次第ですが またもやこの災難と向かい合う望まぬ状況に 

 

前以て 半年分の食物油を確保 楽観的ですが幸いにもホルムズ海峡は現在閉鎖されておらず 日本の原油タンカーも通常運行しているという事ですが 明日明後日にはどう変わるか分からないのが正直な所です 日本国内は平和ですから常に周りを注視していないと 突然の変化に順応するのが大変です

 

願わくば 事態が早急に穏便な方向へ向かいます様に

本九絵/本垢穢(ほんくえ) 

ハタ科の遠洋魚で 自然の環境で育った3㌔以上のマハタの個体を"本くえ"と呼称します 私が今まで捌いた中で最も大きな個体は53㌔(まな板3枚繋いで捌きました) 大きい個体ほど脂乗りが良く美味ですが 乗じて繊維がきつく 生食として最善ではないので 5㌔前後の個体を求める様にしています

 

成魚になるまでに9回衣が替わる事から"九絵" 深海に生息する事で見た目が地味で汚れている様に見える事から"垢穢"の漢字が宛がわれています

 

本くえ鍋コース (1名様18,000円税込み 2名様より要予約)

基本2名様から予約承りでお伺いしていますが 仕入れが1匹買いなので 多人数でご注文を承ると 割り算でお安く提供できます(それでも充分高級魚ですが) 

 

コロナ禍後 値段が高騰し続け 今では本マグロを越えるキロ値が付く国内最高級魚になってしまいました ご予算の相談で代替品としてマハタを提供する事もできますが 現在マハタも高級魚です 皮肉な事に本くえのまがいもので知られるアブラボウズも 今年に入り高値で取引されている様で… 

 

本くえの味を知っている方から問い合わせを頂く都度 河岸で値札を見て心労する近況(笑) 

因みにくえに旬期は無く 漁次第で良い個体が揚れば夏季でも提供する事が可能です

令和8年2月 狩場一酒造蔵元交流会2DAYS 

2日間ご参加頂いた皆様 改めてありがとうございました! お蔭様で大盛会でした

今回は狩場一酒造さんの要望で冬季開催 昨年とは全く違う味わいを楽しめました 

 

この蔵元会開催の1週間後 酒造は皆造(酒造り全ての行程を終了する事)を迎えるとの事

「私は外に出まくります!!(営業/販売で)」心なしか岡村さんも嬉しそうでした(笑) 

 

「え?甑倒し(酒米を全て蒸し終える事)違うの?」 「いや 皆造です!(キッパリ)」

会社の努力で 就労時間を効率よく消化できたため 3月を待たずに皆造を迎えられたのだそう

 

以前まで 醸造関係の仕事は晩秋から年越し…立春を越えて3月まで仕事が集中し立て込むため

春に合う方達はげっそり窶れているのが専らの認識でしたが 近年はそれも変わりつつある様です 

 

今回はより深く醸造元の造りに対する想いを参加された皆様に伝える趣旨で 専門用語も多分に飛び交いましたが 流石はわさびやメンバー 全て意図良く伝わり 会話にも華が咲いていました

 

ただラベルを眺めて飲むだけの酒会とは違い 造り手自らの想いをしっかりと聞きながら楽しめる貴重な機会 燗酒やひや(常温)に変化する事への苦手意識も殆どない事で より深い清酒の世界を楽しめたのではないでしょうか 

 

明日1日限定で大阪駅西のKITTE2階でにごり酒の販売を販売 沢山の方が訪れて下さったそうです

 

蔵元見学希望の話も沢山でましたが 皆造後だと蔵内でみる物が何も無いという事で…

来年初頭に 丹波篠山の観光地ツアーを兼ねて日帰りの蔵元見学会を敢行できればと思います 

 

昨年1月にお邪魔した時の様子はこちらから↓ 

令和7年1月 丹波篠山 狩場一酒造蔵元訪問記 

 

丹波篠山は著名な観光地ですが 各店舗の閉店時間が早いので(15時~16時)そこは注意です