
飽和塩水に1週間ほど漬け 完全に中の毒素を抜いた梅を針打ちし 水に1日晒した後 酢水(水8:酢2)でボイルしました 酢水でボイルする事である程度の塩分を抜く事ができます
再度酢水で梅をボイル 沸いたら20分程コトコト煮立たせて銅を用い呼び色します


写真では判り辛いですが鍋をゆらしながら少量の胴を加え少しずつゆすっていくと 黄色だった梅が次第に少しずつですが青っぽく色変わりします 呼び色の度合いはその人の好みです
10年前までは 写真の様にしっかりと呼び色をしていましたが 今回はここまで色を出さずに 出来るだけ自然の梅を目指していこうと控えめに呼び色しました
こんな感じ 10年前の写真と比べると地味ですがこれを密煮する事で鮮やかさがでます
どんなに大切に扱っても 丁寧に針打ちしても 幾回と酢水で湯する事で元々川の弱い個体は破損してしまいます その分を計算に入れて用意する事をおすすめします 破損した梅は通常より早く色が出やすいですが それは度外視しましょう
呼び色後 2日ほど水に晒し 銅成分と塩気をしっかりと抜きます
生酢を結構な量で使用します 最初に飽和塩水で1週間塩漬けする事で 梅の持つ毒気を完全に抜きますが 同時に梅が持つ本来の酸味である"クエン酸"も殆ど抜け落ちてしまいます そのクエン酸を補充する意味での酢水ボイルですが 当然ながら元の酸っぱさは復元できません
しっかりと水に晒した梅を最後密煮に仕上げていきますが この時点で梅自体の味は殆ど無味 前回説明した毒抜きをしっかりする事が一番のポイントです










