侘寂伝文(わさびやブログ) -26ページ目

侘寂伝文(わさびやブログ)

樂菜わさびや公式HP http://wa-sabiya.jp/ 
Facebook公式ページ https://www.facebook.com/rakusaiwasabiya

暑中見舞い 

 

「暑いね~」「そうですね~」が挨拶の慣用句になるのもこの時期ならでは

この時期の大阪はただ暑いだけでなく 気温と共に湿度も凄く高いのが特徴です

 

子供の頃は 積乱雲を眺めながら遊ぶ事ばかり考えていましたが

大人になるとそんな悠長な事も言ってられません 空を眺める事も少なくなりました

 

それでも年に1回はやってくる"夏" 皆様もどうぞご自愛下さい

雑節 土用(どよう)

土用は年に4回有り 立春/立夏/立秋/立冬それぞれの前18日の期間を指し表しています

 

 

土用の起源 
"土用"は中国から伝わった"陰陽五行思想"に基づいています 陰陽五行思想の中で 自然界は木/火/土/金/水の5つの要素から成り立っていると考えます 季節もこの5つの要素に当て填め春は木/夏は火/秋は金/冬は水の気…と考えられてきました そして"土"は季節の変わり目である立春/立夏/立秋/立冬のそれぞれ前18日間に割り当てられました この期間は土の気が盛んになるとされ"土旺用事"と呼ばれ それが略されて"土用"となり現在に至ります 

 

土用三郎
その年の豊作を占う事で またその日を擬人化した言い方として伝承されています 夏の土用に入ってから三日目を指し表し この日が晴天なら豊作 雨天なら凶作と言われています 

これと似た風習に彼岸太郎/八専次郎("八専"は日の干支が壬子(甲子から数えて49番目)から癸亥(同60番目)の間の12日間の内 干/支共に同じ五行となる壬子/甲寅/乙卯/丁巳/己未/庚申/辛酉/癸亥の8つを指す)/寒四郎("寒四郎"の寒は 寒の入りを表す)と呼ばれる慣わしがあります 彼岸の一日目/八専の二日目/寒の四日目の事で この日が晴天だとその年は豊作と言われます 

 

禁則事項 

[土動かし]土用期間中は 陰陽道の土をつかさどる神様土公神(どくしん/どこうしん)が土の中に滞在すると言われています この期間は土を動かしてはいけないとされています "土を動かす"というのは 土いじり/草むしり/柱立て/基礎工事/壁塗り/井戸掘りなどを含む穴掘りや増改築等です なお土用前に着手した農作業や増改築については継続しても良いと言われています

 

[事始め] 土用期間中は転職/就職/結婚/結納/開業/開店/新居購入などの新しい事をしてはいけないと言われています 土用はそれぞれの季節の変わり目にあたります この時季は体調を崩しやすいものです 昔は医学が発達していなかったため 体調の変化が生活に大きな変化を与えたり 病気が生死に大きく関わっていました そのために土用の期間中は新しい事を始めず 養生して過ごす傾向が多かった事が 風習として根付いたのかもしれません 

 

[旅行] 季節の変わり目は体調を崩しやすい時季 昔は医学が発達していなかったという理由からだと思いますが 土用期間の旅行は良くないとされています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高津神社 夏祭り(こうづさん) 

毎年7月17日.18日に開催される高津宮の大祭 当日は古伝に基づき境内地に自生する"ごさいば"と"氷室(氷)"を供え 悪霊を鎮め災害を除去します また神賑わいとして黒門市場より"子供御輿"が渡御される他 境内の仮設舞台では奉納演奏/奉納演武が実施されます 絵馬殿では"だんじり囃子"に併せて龍踊りが盛大に行われ 両日とも沢山の露店が軒を連ね 多くの人で賑わいます

 

今年は"いくたまさん"共に金土開催なので しっかりと夏祭りに参加する事は叶いません

私が大阪に来た昭和末期から一番馴染みの深いご近所さんでもある高津宮 

 

会席仕事だけでなく花見や落語や蔵元会…色々な思いでがここ高津宮にはあります

 

今年の夏は梅雨明けが早かった事も差乍ら 暑いだけでなく色々大変な年になりました(進行中

これもまた思い出 振り返って笑える日が来る事を

日本酒と工芸でめぐる兵庫"旅するおちょこ”
~その土地のお酒を、その土地の酒器で、その土地で愉しむ~ 

 

JR西日本は地域の皆様と共に 地域産業の活性化や地域資源の磨き上げ等を通じ 誰もが訪れたくなる住みたくなる地域づくりに取り組んでまいりました この度 西日本各地の食文化とものづくり文化の魅力を より多くの方々に知っていただくための仕掛けとして"旅するおちょこ"プロジェクトを2025年6月より始動いたします 

西日本各地には日本三大酒処や日本六古窯に含まれる陶芸の産地など 伝統的な産業文化が各地に根付いています 大阪関西万博をひとつの契機として 日本酒や陶芸の魅力に触れながら現地を周遊戴ける様 兵庫県を舞台に兵庫県酒造組合連合会と連携し"旅するおちょこ"プロジェクト第1弾をスタートします 

丹波焼のMyおちょこと播州織の巾着のセットを購入し 兵庫県内各地の酒蔵(現時点で26の酒蔵が参画予定)や飲食店を巡ると 無料試飲等の特別な体験を受けられます 兵庫の歴史や風土を感じながら(その土地のお酒をその土地の酒器でその土地で愉しむ旅)をしてみませんか 

 

[企画名称]旅するおちょこ ~その土地のお酒を、その土地の酒器で、その土地で愉しむ~

[取組目的]
酒蔵めぐり×伝統工芸品(陶器+織物)の組合せにより 日本の伝統的な酒造りやものづくりを現地で学び体感いただく 地域文化を味わい 体験する入り口を提供する事で これまで伝統工芸やお酒に親しんでこなかった層にも 第一歩を踏み出すキッカケとして頂く 西日本各地に点在する食文化や伝統工芸の産地を繋ぎ振興する仕組みとして育てる

 

[特典期間] 2025年6月10日~2026年5月31日(試飲等の特典を受けられる期間)
      
[販売期間] 2025年6月10日~2026年3月31日(当初販売数は1,000セットを予定しておりますが 完売時期により追加販売や早期販売終了の可能性もございます)      

[販売商品] 3点セットが酒蔵めぐり特典を受けるパスポートとなります 
・日本六古窯のひとつ"丹波焼(丹波篠山市)"のオリジナルおちょこ 
・先染め織物の最大の産地"播州織(西脇市)"の巾着 
・兵庫県の日本酒と工芸に詳しくなる小冊子"うんちくの教科書"       

[特典内容] 兵庫県内の26の酒蔵にて特別試飲を受けられるチケットが毎月届きます 
 (LINE公式にお友達登録後 月1回訪問可能なチケットを配布)
 その他 飲食店やミュージアム等の連携先にても特典を受けられます 

[提供価格] 4,500円(税込) 

[販売場所]    
•JR西日本公式産直オンラインショップ"DISCOVER WEST mall"
•7月11日(金)/12日(土) KITTE大阪"@JP Cafe"にて開催のイベント内
•今後順次 関西エリア内のJR西日本グループホテルその他連携店舗等にても販売予定

[ターゲット層]
これから新たに日本酒や工芸品の魅力に気づきファンとなりそうな方 
日本酒やその土地の食文化や工芸品を嗜みたい方 おでかけ好きの方など 

[主催] JR西日本

[協力] 兵庫県酒造組合連合会

 

旅するおちょこ 特設サイト 

あけがらし 

山形県長井の清酒蔵からお土産で頂戴しました 醤油蔵ならではの醗酵食品(調味料)です 

 

「仕込み芥子糀に麻の実をあしらった無添加自然食 (多分)唯一山一醤油だけが受け継いできたいにしえの食材だそうです 200余年に亘り伝承された技法で仕込んだ"あけがらし"は他に類を見ない不思議な風味と味わいをもっています」(店主談) 

 

早速 炊き立てのご飯にのせて頂きます 上品で甘い味わいです 

 

この商品を口にした時 山形鶴岡の血筋を継ぐ者として 瞬時にある食材を思い出しました 

そう…"しょうゆの実です" 庄内地方で育った方はよくご存じだと思います 

 

自分が幼少の頃 父親の実家/鶴岡に帰省する度 大好きだったしょうゆの実をねだってました というのも 家の周りが一面広大な田畑で 食卓に出てくる食事は殆ど自家製の野菜ばかり 好き嫌いこそないものの 薄味ばかりの中で 偶に出てくるしょうゆの実はとても刺激的だったのでしょう

 

冬になると 当時の自分の背丈より高く積もる雪を見て子供心にはしゃぐものの 実際には閉じ込められたも同然で それはもう退屈で仕方がありませんでした あまり良い思い出が無いな…(汗 

 

それから時が経ち 関西で日本料理の仕事に携わるようになり また鶴岡出身のご縁で山形の蔵元さんとも酒会を催す機会に恵まれました 地域の文化違いで 関西では醤(ひしおー醤油を仕込んだ時 上のくぼみに溜まる"だま"の様なもので酒の肴として扱われる)が専らで 御飯に添えて食する"しょうゆの実"の様な食材はありません もろみ味噌は似て異なる食材です 

 

頂いた"あけがらし"は 上品で繊細な香味 大人の味わい 御飯と食べて勿論美味しいですが 野菜含め数多の食材にも相性が良さそうです 鶴岡には久しく帰省していないので 食べながら懐かしさが込みあげてきました 感謝 

 

    

合資会社 山一醤油製造所 山形県長井市あら町6-57

鶴岡からだと月山湯殿山を迂回しないといけないので 中々な距離を走りますね

幼少期の思い出が多いですが もう車を運転できる齢になったので(笑) 是非お伺いしたいです