8月/9月と富山県の蔵元交流会を連続開催しました 改めて来阪頂いた醸造元皆様に感謝
流通.保冷が飛躍的向上した現代清酒界にはあまり聞き馴染みの無い『海の酒/山の酒』ですが その蔵が根付く土地の食文化をなぞっていくと 日本独特の海山文化に根付いた沿革との相関性が見えてきます
海に囲まれた“海洋王国”日本ですが マタギ(山)の文化も同様に深く 地政学的に海山文化の対比は日本に生まれ育った私達には不可欠な...もはや生活に欠かせないもの
これまでも西日本を中心に十数県の海蔵/山蔵の清酒を取扱い また醸造元関係者を招いて蔵元会など開催してきましたが 此度連続して同一県の海山蔵会を開催した事で“それ”を明確に視覚化出来ました
料理人視点で鑑みて この日本固有の食文化/清酒文化は非常に貴重な案件だと考えています
年内は難しいですが 『海の酒/山の酒』と食文化の相関に関する気付きを料理人対象にディスカッションできればなあ...清酒を取扱う今の飲食店事情に一石を投じてみたいと考慮中です
また 沢山の醸造元に援助をお願いするかもしれません どうぞ宜しくお願い致します