若牛蒡(ワカゴボウ Arctium lappa L.)大阪府八尾市“やーごんぼ”
縄文~平安期に大陸から伝来し遺跡でも存在が確認されながら 日本の食歴史とゴボウの関わりは江戸時代末期と以外に浅く どちらかといえば漢方薬の印象 また東日本は長根種/西日本は短根種が根付いてきた沿革はあまり知られていない様です
西日本でも大坂では葉牛蒡の産地として知られ 八尾市で栽培される葉ゴボウは“八尾ごぼう”の名称が また形状が矢に似ている事を重ね“やーごんぼ”の名前で地域に親しまれています
やーごんぼは春を告げる野菜として知られ 1月末~2月初旬に収穫が始まります
葉/茎/根の全てを食する事ができ また栄養価も高い事で(しかも安い) 私達には欠かせない存在です
しかしながらクセの強く その持ち味を存分に活かすためには多少の技術を要します
伽羅煮に仕立てた葉を添えて 今年も美味しく出来上がりました