先日 岐阜養老より修行時代の同期生が来阪 忙しい中遊びに来てくれました
ご子息の大学受験先が大阪だそうでそのお伴 時が経つのは本当に早いものと実感
昭和末-平成 同じ修行先で顔を合わせて約30年経つ今 彼は実家を継ぎ更なる成長を目指す立場
私も不肖ながら大阪の地で小さいながらも自分の城にて日々研鑽を積んで…
そんな同級生が寄れば懐かしい話は尽きません
自分も幼かったし短気で よう喧嘩したよなあ 仕事中朝っぱらから殴りあいしたりとか(笑)
当時世間は景気が良かったから 忙しくて 朝起きて1日仕事 寮に帰って泥のように爆睡していたあの頃
「毎日あんな修羅場だったのに 1回も“逃げよう”なんて思ったこと なかったよな」
携帯電話もネットも無い時代 今思えばそれが逆に幸せだったのかもしれません
かけだしの料理人見習いとして さい先自分がどうなるかなんて深く考えもしなかったあの頃
ただひたすら働いて タコ部屋へ帰るだけの日々も 今思えば懐かしく誇らしい思い出
あの凄絶な修行で得た確かな事はたった一つ “逃げない事”
今度は 自分の子供世代 これからの若い方達に伝えていくのが僕達の使命だと そう思います