私がまだ“勤め人”だったミナミ時代から長くお付合いさせて頂いているI様のお孫様
｢顔あわせなあかんな｣と わざわざお越し下さいました 感謝
ミナミ法善寺時代 ご来店の度料理や教育作法にとても厳しくお叱りを頂いたI様は 当時20代と若き店長の私にとって正直苦手なお客様でした そんな私が独立開業した時 「あんたはよう(厳しい意見にも)耐えてくれた｣と今日まで応援し続けて貰っている かけがえの無い大切なお客様の1人です
当時I様と一緒に連れ添って来ていた美しい娘さんはまだ中学生でしたが 時は流れ 子を持つ母として大人の姿を拝見するに 思わず込上げるものがありました 父親の血がそうさせるのか偶然がはたまたご縁か 娘さんが伴侶として選らんだ男性も私と同じ料理人 I様が｢義息子を指導したってくれ｣と連れ立って来られた時 そしてお孫さんを抱きかかえ崩れんばかりの笑顔で佇む姿を見受けた時 嘗ての厳格だったI様の面影はそこに無く 1人の優しいお父さん(おじいちゃん)を感じた事も 感慨深い印象です どうりで私も歳をとる筈です
沢山の人のご縁に支えられて今の自分が有る事 改めて心から感謝し明日からの活力にさせて頂きます