どうも!世界陸上を見ていて寝不足のIGAです![]()
先日三段跳びの決勝を見ていて助走前に脚をパンパンと叩く選手が結構多い事に気付きました。
そういえば短距離走の選手も脚を叩いている選手が結構居るし、なんならレスリングや柔道なんかでも試合前に背中を自分で叩いたり、コーチが叩いたりしています。
競輪選手なんかも脚を叩く人がいますよね。
気合いを入れるという意味があるのでしょうが、それだけだとつまらないので他に考えられる理由を勝手に考察したいと思います
叩くことによって起こる変化
人間の体は自律神経の働きによって調和を保っています。
自律神経は交感神経と副交感神経からなり、シーソーのようにバランスをとることによりONとOFFを切り替えています。
例えば眠たくてウトウトしているときやリラックスしている時は副交感神経に大きく傾いており、集中しているときや精神的に興奮しているときは交感神経に強く傾いています。
交感神経はいわば戦闘モードであり、神経が興奮し、血圧と心拍数の上昇、瞳孔が開き、気管が広がり、筋肉や脳に血液を送るため消化器官の活動は低下します。
これは外敵に襲われた際に生き残るための本能ですが、この自律神経は外からの刺激による影響をある程度受けます。
例えばマッサージを受けているときは、マッサージという刺激によって神経の興奮が抑えられ副交感神経が優位になります。
逆に極端な話ですが殴られたりした際は、神経が興奮し一気に交感神経が優位となります。
つまり、強く鋭い刺激は交感神経を刺激し筋肉の収縮力を高め、力を出しやすくなる可能性が考えられます。
短距離走や跳躍系競技など瞬間的に大きな力を出さなければならない競技では理にかなった方法かもしれません。
逆に持久系競技だと過度な交感神経の興奮は心拍数を上げたり、過度な緊張により疲労しやすくなる可能性もあります。
特に交感神経の興奮は消化器官の活動を抑えるため、補給を消化吸収するのには不利になると思われます。
ちなみに下世話な話になりますが人間は交感神経と副交感神経の落差が大きいほど快感を生むようで、おばけ屋敷やジェットコースターなどで爽快感を感じるのもこの落差によるものですね。
話が逸れましたが、短距離系の種目や時間が短く強度の高いレースなどでは脚や体を叩いて気合いを入れるのは案外有効かもしれません。
特に交感神経の切り替えが苦手な人は良いルーティーンにもなりますので試して見ては如何ですか?