↓クロベ通信第3号です。
あまり反応がないため心配になっております。
やっぱり本人を知らないとイメージわかないのかな?
個人的にメルマガを発行している友人がいます。
先日の同窓会で、転載OKと言うことなので、
新テーマ「俗称:クロベ通信」
としてシリーズ化し、転載します。現在第8号まで出ておりまして今後小出しにしていく予定です。
恋する三十路独身男の「ノンフィクション的恋愛小説」が笑いあり、涙ありのハラハラドキドキ。「今週の食」「今週のセールストーク」もためになりますよ。
皆さんどしどしコメントしてくださいね。
<友人のプロフィール紹介>
中学高校時代はラガーマン
現在は京都の大手酒造メーカーの営業マン
就職してから5年ほど博多にいたが、最近本社がある故郷の京都に帰ってきている
三十路を迎えた独身、自称「モテナイ君」
やっと秋めいてきた今日この頃。嵐山に続く丸太町通りは観光客のバスや車で大渋滞です。そんなにまでして来なくても家の近所の紅葉で充分きれいだと思いますが…
さて、リニューアルして第3弾。小説の反応が意外にいいのでうれしい限りです。
実際の状況はすでに落葉して冬の時代に突入しているのですが、
そこまで書くのにはけっこうかかるかも?
もう恋だ愛だなんていわず、どっぷりドラクエにはまってやるって考えています。
それに、12月になればボーナスが…。ということで、今回も始まりです。
今週の「セールストーク」
「米の味は七変化」
お米って、いろんな味を演出しています。
まず最初に、普通に炊飯して食べると「うまく」なります。
これは、お米の中にでんぷんとたんぱく質などいろんな栄養素が含まれているからです。
また、失敗して焦がすと「苦く」もなります。
次に、本みりんの作り方になるんですがお米をこうじで分解すると「甘く」なります。
これは、唾液の原理と同じですが、お米のでんぷんを砕くと糖になるからです。
ちなみに、たんぱく質も砕くとアミノ酸。その中間物質がペプチド。
でんぷんと単糖(ブドウ糖)の中間物質はオリゴ糖など。
そして、この甘くなった米を酵母を用いて分解すると清酒になり「辛く」なります。
「辛く」と記しましたが、刺激的なという意味なので主にはアルコールで感じられます。
最後に、この清酒の中にあるアルコールを酢酸菌で分解すると米酢になり
「酸っぱく」なります。ほら、いろんな味にお米は変化しているでしょ?
ちなみに、これほど微生物を使っていろんな味の演出するのはアジア圏以外
あまりありません。特に日本は非常に発酵食品、醸造食品の多い国なんですよ。
次回、「セールストーク」はお休みで、今週の「始めたこと」をお送りします。
今週の「ノンフィクション的恋愛小説」 プロローグ第3話(最終)
6月17日朝、まだ木曜日だが週末の気分で目を覚ました。いつもより、10分ほど
早く目が覚めてしまった。たぶん、まだ興奮が冷めていないのだろう。
ふと、我に返ってすぐさま携帯を手にした。「もしかしたら、夢かもしれない」
そう思い、受信メールボックスを確かめてみる。間違いなく届いている。
昨晩から何度も見ている文章だが、何度見てもうれしくなってくる。
単純な僕はこれだけで幸せな気分にひたれてしまう。たとえ、今日の
目覚ましテレビの占いが最下位だったとしてもちっとも気にならないくらいに…
そそくさと、朝の身支度をし会社に出かける。いつもより足取りは軽い。
心の裏では、「メールが返ってこなかったらどうしよう?」という不安があるがそれよりも、一度メールが来ている事実が「返事は返ってくる」という確証に変えていた。
会社ではいつもどおりの仕事が待っていた。しかし、その日はいつもより携帯をパタパタと開け閉めを繰り返し落ち着きはなかった。(ちゃんと仕事はしてるつもり…)
そんな朝の喧騒も落ち着き始めた時間、10時57分にメールが届いた。
昨日の夜のようにドキドキしながら受信ボックスを開けてみる。
「えっ!」僕は送信者欄を見て思わず声をあげてしまった。
昨日見たメールアドレスは表示されておらず、メモリダイアルにも登録されていない携帯番号がそこには表示されていたのだ!「作戦成功?」と思いつつも
中の文章を開くとこう書いてあった。
「メールありがとう!ともこでーす。私も同じキャリアなので直メしてみました。
軽く自己紹介すると、神戸に住んでいて大学の非常勤講師をやっています。年はひとつ下で一人っ子、同じですね。趣味は買い物と旅行です。今日の授業は終わりなんで帰ります。またメール下さいね!」やっぱり彼女からのメールであった。
作戦は成功し、彼女の携帯番号までなんなく手に入れることができてしまった。
ここまで、順調だと逆に怖くなってくるものだが、なによりもこのときは
彼女ともっと近づきたいと思っていた。人生も上った先には転落がある。
このとき僕は、恋愛のジェットコースターの上りでカタコトと揺られ始めていく音を聞いていた。もてない君は恋をしても成功した経験がない。
どうしても、自分がうまくいくというイメージも自信もない。(今でもだが…)
そんな奴がもてるわけもないのだが、悪循環を断ち切れるほど強い男でもないのだ。
後に急降下するこのコースターにどうして乗ってしまったのだろう。
しかし、乗ってしまった以上最後まで降りられはしない。
そんなこんなで、彼女とのメールのやり取りは2週間を過ぎようとしていた。(続く