焦がしネギ醤油ラーメンの研究レポート | 日々の雑記帳と心窓に去来したことと…

日々の雑記帳と心窓に去来したことと…

日々の出来事、考えたこと、思ったこと等を綴っています。

ONでは、鉄仮面を被って性能の悪い頭をフルスロットルで回していますので、書くことによりOFFにしている生活です。

興味を持って頂いたら、本当に嬉しい限りです。

働きに働き抜いております滝汗滝汗滝汗


最近、子供の頃の風景や気持ちが思い出されて仕方が無いので、メモしておきます。

近所の林にクワガタやカブトムシを捕りに行く時、また、田圃へカエルやザリガニを捕りに行く時の太陽の眩しさ、


海や川に釣りに行く前の夜、全然眠れなかったこと、そして、魚が掛かった時の高揚感、


近くのサンショウの葉から捕まえてきたアゲハチョウの幼虫が、日に日に変態していく姿を目を輝かせて見つめていたこと、


家のすぐ近くを流れていた山本川や安川、古川…、ガサガサをしてナマズやコイ、フナを捕って歩いた日々、


草野球が終わって、親もみんな揃って町中華で食べたラーメンの美味しかったこと、


家の裏手にあったイエズス会の教会にあった今は使われていないプールに食用ガエルが売るほどいて、捕まえに行ったこと(食べるためではありませんよあせるあせるあせる)、


騒がしい蝉の鳴き声の中、欅の影から不意に現れたイエズス会の修道士…、


今思い返せば、ゲルマン系の人で、綺麗な金髪碧眼。当時は、初めて見るその瑠璃色の瞳に吸い寄せられ………、


その修道士に流暢な日本語でヘルマン・ヘッセを勧められ、その後、その碧眼見たさに、ことあるごとに本を借りに行くようになったこと…


どの瞬間もまるで、おとぎ話や夢のような世界だった…


二度と戻ることができない、そして、自分の心の奥深くに丁寧にしまってある私の宝物ですウインクウインクウインク


ふと思うことがあるんです。人生は12歳までであり、その後は幸せだった12年間を過ごしたが故の罰ゲームなのかもしれないなDASH!DASH!DASH!


もちろん、今だってとても幸せですけどねウインクウインクウインクワクワクドキドキすることがなくなったなぁってことですよチーンチーンチーン


それはさておき、目を閉じて、その宝物をそっと取り出しては愛しむ。


そうするとね、その日全身に受けたキラーストレスによる傷が癒ていくような気がするのですキラキラキラキラキラキラ


まるで炭酸泉に浸かった時のように、シュワシュワと不思議な幸福感で身体が満たされていくような気がするのです。

山と森と川と海…。私は断固として無宗教ですけれども、少なくとも、自然界には何か精霊のようなものが存在するのではないかと感じますね。


山や森では雨の日に、川や海では晴れの日に、精霊たちが喜ぶ姿を感じます(笑)。


遺伝子の中に縄文人だった頃のアニミズムが刷り込まれているのでしょうか(笑)。

南平台にて急な案件があり、渋谷に出張りました。TSUTAYAが全面改装されたんですね。レンタルショップではなく、レンタルスペースの店のようになったのかな?知らんけど。

ついでに、キッチン用品を買おうとIKEAに寄りました。IKEAは他社同様にお勧めできない商品もあるのですが、


だからこそ良い商品を見つけた時は嬉しいですね♪なるほど、宝探しのようで面白い。


IKEAに限りませんが、スウェーデンを始め、北欧の国って好きなんですよねぇ。デザインのシンプルさと機能性が私の好みに合うんです♪

仕事の移動中なので、大きなものは買えません。精々、ペッパーミルとか、使い捨てフライパンとか、エルダーフラワーティーとかねウインクウインクウインク

もちろん、肝心の渋谷における仕事を終えた後に寄ったのです。

そして、渋谷に一人、私のランチは一択です。女性メンバーがいると、流石にラーメンというわけにはいかないので、私は渋谷へと出張る時は、一人になりたがります(笑)。


しかも、クルマより電車がいい。クルマだと本当に行って帰るだけになってしまうのでガーンガーンガーン


それにしても、一人の時間は、とても重要ウインクウインクウインク仕事をしている時は特にそうですね。


ここは日本。僕はラーメン行くから、君はフレンチへ行き給へとは、言えないでしょう(笑)。


ここの立ち食いそば食べたいから、カフェで待っていてくれと提案することはありますけどあせるあせるあせる


南平台において仕事を終えた後、立ち寄った一択の老舗ラーメン屋は、


⬛︎ 喜楽

実は、父は祖父に連れていかれ、私は父に連れていかれ、三代に渡って通っている店です。最近は仕事上の活動領域に偏りがあり、渋谷自体にご無沙汰なんですけどねあせるあせるあせる


創業は、昭和27年ポーンポーンポーン


まだ、内閣総理大臣が吉田茂だった時代ですあせるあせるあせるサンフランシスコ平和条約の時代。


現在の多様化したラーメン業界では、味はごく普通のレベルかもしれません。しかし、不思議なことに、通えば通うほど、また食べたくなる味なんですよあせるあせるあせる


何かクスリ入れてる???滝汗滝汗滝汗時代が時代だけに、ヒロポンとか???

渋谷の道玄坂の中程にある百軒店に喜楽はあります。まぁ、百軒店は円山町のいわゆるラブホテル街の隣にありますから柄は相当悪いですけどねあせるあせる


良い子は、近付かないようにしましょう(笑)。


しかし、古き良き街並みを残しているので、私は嫌いではありません。だから、喜楽のためだけにお気楽に訪れますけどねあせるあせるあせる


こんな場所にあるのに、常連さんが後を絶たないのですから、すごいの一言です。

厨房は、狭いのですが、そこには5人もの中国人とインド人滝汗滝汗滝汗


味がしっかりしていれば、作る人の国籍は問いません。味がブレないことが、こういう老舗の生命線ですが、ブレていません。

良く言われることかもしれませんが、私は、外国人労働者が増え続けるのは、日本の少子化時代の必然の流れだと考えています。


移民政策なんてことが言われるようになってきました。結局、在留許可の有無に関わらず、「性質上保障可能な人権」は、外国人にも保障して然るべきです。


そのことが、持続可能な社会、すなわち、最も有効な労働力確保の他、社会防衛にも繋がると考えられます(これが最重要課題)。


少なくとも、教育を受ける権利や社会権は、彼らにも保障することが必要でしょう。


無知で貧困な外国人を生んではならないし、ましてや、差別をして孤立させてはならない。


日本に、ブルックリン・ブラウンズビルを作ってはならないあせるあせるあせる


それはそうと、渋谷の喜楽の創業者も台湾人ですからね。その後帰化したのです。こんなに美味しいものを提供してくれるなんて素敵な台湾人!!!


美味しいものに国境はありませんウインクウインクウインク


日本人より優れた外国人が数えきれないほどいることは、言うまでもありません。


日本人も優秀な民族ですけれども、他の民族も同様という意味です。だからムラ社会の論理で攘夷などと叫ぶことはやめましょうDASH!DASH!DASH!


まぁ、逆に、こう円安が続くと、欧米ではなく、日本で働いてくれるだけでありがたいことです。


NYに異動になった友人がメールでボヤきまくっています(笑)。


「Exchangeでさぁ、1万円が65ドルってどう思う???せめて100ドルにならないかなぁ???」


「まぁ、その差額の35ドルって、NYでラーメン一杯分の値段だけどな(笑)。ラーメン一杯分でピーピー泣くな(笑)。」


「こんな時期に、よりにもよってアメリカかよぉ、単身赴任だし泣きたくもなるわ。」

それはさておき、渋谷の喜楽です。私は、この店へ来ると、もやし麺又はもやしワンタン麺もしくは中華麺を注文します。


それ以外のメニューは、ここ10年間、食べたことがないかもしれませんあせるあせるあせる

焦がしネギが浮いた豚骨主体の醤油スープにもやし炒めが載っていて、そこにワンタンドキドキドキドキドキドキ


こういうラーメンに胡椒は必須です。

この琥珀色のスープキラキラキラキラキラキラ焦がしネギの香味が堪りませんウインクウインクウインク


そして、もやしよりも太いシコシコとした3D麺キラキラキラキラキラキラ

そして、肉汁たっぷりのこのワンタンキラキラキラキラキラキラ

あぁ、また食べに来ることができました。私は健康そのもの。そのことを自覚するためのバロメーターとなるラーメンです。


高校生の頃から、渋谷に一人又は男たちだけで群れていた場合、おまけに空腹というシチュエーションになるとフラフラっとこの店です。


今回、店主はいませんでしたが、厨房や会計の人たちに丁寧にごちそうさまでしたと頭を下げて、湘南新宿ラインで大崎→東京へと急ぎましたウインクウインクウインク

渋谷の喜楽は、焦がしネギを浮かせた醤油ラーメンのパイオニアなんですけどね、


東京で一番美味しい焦がしネギを浮かせた醤油ラーメンは、西新宿にあるんですよウインクウインクウインク


時系列は大分前後します。


渋谷へ出張った日とは、また別の日に2日連続で新宿に出張りまして、1日目はパスタ屋のあるでん亭へ行った顛末は、前回のブログに書きました。


2日目は、焦がしネギを浮かせた醤油ラーメンに関しては並ぶモノなしというはな火屋さんを訪問しました。

⬛︎ はな火屋

まず、私が知る限りでこの店のエピソードを…ラーメン屋の情報なんて退屈という方は読まない方が良いかもです滝汗滝汗滝汗


創業は、先の喜楽と比べると随分と新しい平成11年、現在の店舗から歩いて5分程度の場所にオープン。


焦がしネギが浮かぶ醤油ラーメンということで、私はてっきり①渋谷の喜楽や②大井町の永楽、③大森駅前の中華料理 喜楽(中華大飯店 喜楽三兄弟)で修業をしたのかと思ったのですが、店主によると全然関係がないとのこと。


元フレンチシェフ森住康二さんが立ち上げた柳麺ちゃぶ屋(新三河島)にて、3年間の修業を積んだ仲の良かった2人で、はな火屋をオープンしたそうです♬


修業先であったちゃぶ屋はその後、護国寺に移転し、さらにその後、多角経営のやり過ぎにより平成24年に倒産してしまいましたあせるあせるあせる


あぁ、食べに行きたかったなゲッソリゲッソリゲッソリ当時は母が癌の闘病中だったので、ラーメンどころではなかったんですよチーンチーンチーン


手術をして小康状態になったおふくろを日本各地の他、北京やパリ、ローマへ連れ回すことに必死でしたあせるあせるあせる


私は、バリバリ仕事をしていましたので、休めない上に、時差ボケになるわけにもいかず、主として旅行プランナーの役割を担ったのですが、


まぁ他に何もできないほど、時間に追われておりましたあせるあせるあせる


おふくろは、手術から3年目に帰らぬ人になってしまいましたけどねチーンチーンチーン行きたいと言っていたところには、ほぼ行かせることができたかな???


このようにして、ちゃぶ屋って、私は食べたことはないのですが、伝説的なラーメン屋です。名前を聞いたことがある方もいるかと思います。


伝説的なラーメン屋っていくつかあるんですよ。伝説というのは、業界全体のトレンドを変えたという意味です。


東池袋大勝軒とか、土佐っ子らーめんとか、支那そば屋とか、永福町大勝軒とか…その一つが、ちゃぶ屋です。


新三河島時代は、そのちゃぶ屋の黎明期。それでも、行列の絶えない店として全国にその名を轟かせていたようです。


友人によれば、はな火屋の醤油ラーメンは、他の弟子たちの店に比べて、ちゃぶ屋の黎明期の味の再現度が高いそうです。


来ました、来ました♬

醤油ラーメン中です♪大盛りまで同じ値段なのですが、私は仕事が終わる予定の夕方、行きたい店があったので、中盛りにしました。

スープは、何と言ってもこの焦がしネギ。豚骨ベースの醤油スープです。ほんのり甘く、これがもやしやメンマ、チャーシュー、麺と見事に調和しています。

麺は、菅野製麺製の中太麺です。この醤油に負けないためには、この太さが必要でしょう。

特筆すべきは、このチャーシューです♬箸でホロホロと崩れるくらい柔らかいのに、旨味がギュッと詰まっていて、私はこれまで食べたチャーシューの中で一番好きですねドキドキドキドキドキドキ


なお、はな火屋は、味噌チャーシューらーめんも相当美味しいんですよキラキラキラキラキラキラ


はな火屋の醤油らーめんは、私が最も好きな焦がしネギ醤油らーめんです。西新宿へ行かれる用事がある際は、是非お立ち寄りください。

副業の始動、また、月末ということもあり、なかなか書く時間が取れませんあせるあせるあせる


まぁ、そんな時期もあります。懲りずにこのくだらないブログに訪問してくださる方々には、感謝感謝感謝です。ありがとうございます。