手元記録 書評:不安の時代を充実して生きぬく知恵 | 心に届け!コミュニケーション こちら五十嵐人材育成ラボ

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研修ファシリテーター・人材育成コンサルタントの五十嵐信博です。
コミュニケーションや人間心理など、ビジネス人に役立つミニエッセイをつづります。
研修・セミナー・コンサルティングなどのお問い合わせは、【プロフィール】からどうぞ。

私の本の書評をしてくださった方があります。とてもうれしいことです。

私の手元にも記録しておきたいので、転載します。

 

以下引用========================

 

■読むたび書評ブログ

 

【コロナ時代を〈孤〉ではなく〈個〉として生きていく】

こんにちは、ジョウです。

今回読んだ本は、五十嵐信博さんの著書【不安の時代を充実して生きぬく知恵】です。

新型コロナウィルスによって世界は変わってしまいました。いや、停止してしまったというべきでしょうか・・・。

連日のように新規感染者の情報がニュースで飛び交い、もはや『コロナ』というワードを聞くだけでウンザリしてしまう人も多いのではないでしょうか?

コロナで無くなってしまったものや、皮肉にもコロナで気づかされたこと、一気に浸透したものなど、世界はめまぐるしく変化していきます。

今回はこの【不安の時代を充実して生きぬく知恵】という本を読んで、

  • 私が感じたこと
  • 本から何を得られるか
  • 読む前と後で変わる思考や行動

も含めて書評したいと思います。

  1. この本から学べること
  2. 【不安の時代を充実して生きぬく知恵】ってどんな本?
  3. コロナ時代の悩み
  4. この本のポイント3選
  5. この本を読んで変わる行動
  6. 行動から得られる結果
  7. 最後に

◎この本から学べること

 

ジョウ

この本からこんなことが学べます!

  • コロナ時代の生きかた
  • 温かいふれあい感の使いかた
  • 冷たいふれあい感の使いかた
  • 心の健康管理のしかた
  • 将来の目標の立てかた

 

◎不安の時代を充実して生きぬく知恵】ってどんな本?

 

【著者】五十嵐信博さん

心のキャリアコンサルタント
(五十嵐人材育成ラボ 代表)

コミュニケーション、マネジメント、ビジネススキルを中心に、人材育成の研修やセミナー講師として活躍している。

【本の内容】
コロナ時代をどのようにして生きていけばいいのか?
いま我々が取るべき最善の行動とはいったい何なのか?

コロナで変わった世界と、人の心との向き合い方、ふれあい方をバーン心理学を通して紹介しています。

『WITHコロナ』『AFTERコロナ』を見据えて、心理学から生き方を学べる本です!

 

◎コロナ時代の悩み

 

ジョウ

こんな悩みを持っている人にオススメの本です!

  • 誰とも接触できずストレスが溜まっている人
  • どこにも行けず気分が晴れない人
  • リモートが増え、面と向かって話ができずにイライラする人
  • 人の温かみに飢えている人
  • これからどうなるのか不安な人

この一年で人と接触する機会が減りました。とにかく『人が集まる』ということに対して、ことごとく制限がかかりました。移動することさえも・・・。

ありとあらゆる業種が影響を受け、世界は文字通り停止してしまいました。

逆にIT化が急速に進んで人と接触しない働き方が一気に浸透しました。そこには新たなビジネススタイルが確立され、トレンドとなっていますね。

しかし、人間はもともと群れをなして生きる動物です。一人では生きられません。

誰とも接触せずに働ける環境があったとしても、あなたの心は満たされているでしょうか?

画面の前の人と会話をして、本当に伝えたいことが伝わるのでしょうか?そこに人のぬくもりはありますか?

バーン心理学を通して、触れ合えない今だからこそ『ふれあい』感をつかっていきましょう!

 

 

◎この本のポイント3選

 

ジョウ

この本のポイントを3つ紹介します!

①バーン心理学3つのキーコンセプト

『バーン心理学』の持つキーコンセプトは、専門家ではない一般人でも、誰もがそれを手がかりに考えれば、自分と自分を取り巻く環境を整えることができるのです。それはかけがえのない素晴らしい特徴です。

~不安の時代を充実して生き抜く知恵より引用~

3つのキーコンセプトとして

  • ふれあい感
  • 脚本
  • 自律

が紹介されています。この中で特に重要なのは、『ふれあい』感です。

日常生活において、人は他人と刺激を交わすことで自分の存在を確認しています。

他人から好意的、または肯定的な刺激を受ければ、

『ここにいて大丈夫』
『ここが自分の居場所だ』

と認識できます。

逆に冷たい刺激を受けると、

『これではダメだ』と気づきます。

挨拶や返事のしかた一つで、相手に好意的な刺激をあたえるのか、冷たい刺激をあたえるのかが決まってしまいます。

触れ合えない今は、相手に温かい『ふれあい』感を与えることで、じぶんにも温かい『ふれあい』感が返ってきます。

その積み重ねが心を豊かにし、人生が充実するのだと本書の中に記されています。

②未来のイメージと目標をクリアにもつ

大切に思うことに焦点づけして生活すること、そして、日々心がけようと思うポイントを、意識的に行動化することです。
そうすることで、短いベクトルが成長にずっと向かうわけです。

~不安の時代を充実して生きぬく知恵より引用~

コロナ禍で先が見えず、将来のイメージや目標が見えないという人は大勢いるでしょう。

そんな時におすすめするマインドとして、さきほど引用した

『小さなベクトルの仰角を保つ』

とういことが大切です。

要するに、遠い目標や大きな目標を目指すときには、手前に小さな目標をつくって一つずつクリアしていくと、道に迷わずに目標を達成することができるということです。

未来のイメージをクリアに持ったうえで、そこに到達するまでの小さな目標を日常的に突破していくことで、どんな目標も達成することができ、人は充実に向かうのだそうです。

 

③自分の人生の脚本は自分で書く

もし、充実を感じない、楽しくない、わくわくしない、そんなドラマであったとしたら、それはライターの責任です。自分の人生の脚本は自分で書いているのですから。

~不安の時代を充実して生きぬく知恵より引用~

いまこの瞬間も、人生という脚本は書かれています。一瞬の選択ミスがストーリーを大きく変えることになるかもしれません。

つまらないと思うなら、脚本を変えてみてはどうでしょうか?大きく変えなくても、主人公の行動範囲を広げるだけでもいいし、なにか新しいことを始めてみるのもいいでしょう。

大切なのは、

『選択するタイミングがきたら、少し意識して行動すること』

これだけで、人生の脚本は変わります。

ただし、注意点として『他の何か』のせいにしないことです。

引用にもありましたが、自分の人生は自分で脚本しているのですから、出会う人や事象などは自分で選択することになります。

自分の選択に責任をもって自律することが重要だと、本書の中で紹介されています。

 

 

◎この本を読んで変わる行動

 

ジョウ

この本を読むと、行動がこのように変化します!

  • ふれあれる人を大切にするようになる
  • 小さな目標を積み重ねるようになる
  • 周囲にあたたかい言葉をかけるようになる
  • ささいなことでも感謝するようになる
 

 

◎行動から得られる結果

 

ジョウ

行動するとこんな結果が得られます!

  • 心が満たされて、物事が上手くいく
  • 目標を達成することができる
  • 周囲があたたかい言葉で迎え入れてくれる
  • ささいなことでも『ありがとう』と言われる

◎最後に

 

私の主観をすこし書きます。

新型コロナウィルスが世に出だしたときは、すぐに治まるだろうと誰もが思っていたでしょう。

私も思っていました。『自分には関係ない』という根拠のない壁のようなものがコロナを見る目を曇らせていました。

ですが、一瞬で世界中が感染しました。皮肉にも現代社会の進歩に比例しているかのように、感染スピードは爆発的でした。

もはや『WITHコロナ』を受け入れて生きていくしかありません。

コロナは人の心にまで感染し、むしばみます。心を強くもって、『ふれあい』感を大切にしていきたいですね!

ひこ

 

最後まで読んで頂き、
ありがとうございました^^
みなさんも良き“読書 life”を 
ジョウでした(^∀^●)ノシ