おかげさまで今日も絶好調です。
ありがとうございます。
引き寄せ必幸仕事人いがらんです。
実家の母宅に
泊まりに行った前回の続きです。
夜になって、母がお風呂からあがり、
絶好調でマシンガントーク中の時のことです。
「足の爪切ってあげるから、座って」
高齢になると体を曲げる作業の
足の爪切りは意外としんどいのです。
こないだ切ったから大丈夫と言う母に、
もう伸びて来てるよ、と座らせ
切ってあげました。
「耳掃除してあげるから、寝て」
と、横になるように促しました。
こないだしたとこやから、いいという母に
自分では取れないとこもあるからと
母を寝かせて耳掃除しました。
「マッサージしたるから、こっち来て」
布団に寝るように促すと、
あんたも疲れてるのに、いいよーと言うも
口元緩んでるやん。嬉しそうやん^^
いいからいいから、と寝かせて
全身たっぷりエネルギーボディケア。
母は、どんなケアをされていても
絶対寝ないで、マシンガントークを
ぶっぱなし続けました。
耳鳴りがうるさくて漢方を飲んでも
なかなか効果が出ないとのこと。
「TVつけてないと
耳鳴りがうるさくて寝られへんねん」
病院に行っても原因が分からず
おそらくメンタルからだろうとのことでした。
「セッションしたげるから、ここ座って」
一連の流れで、素直に従う母。
わたしの前に、ちょこんと正座する母。
おお!すごく自然に誘えた^^
足の爪切り、耳掃除、エネルギーボディケア、と
三段階で徐々に抵抗をなくしていく作戦!!
セッションが何なのかの説明もそこそこに
母の一番の悩みの「耳鳴り」が
少しでも緩和されるといいなぁ。
耳鳴りの度合いを
点数化してもらったあと、
とみ太郎先生から
教えてもらったことやるからねと
説明させてもらいました。
わたしに誘導されるまま、
目を閉じてくれました。
なるべく過剰な期待はせず、
淡々とやってみました。
ワンネスに原因を聞いてみると、
母は若いころからずっと
我慢ばかりしてきた人生でした。
誰も自分の気持ちを聞いてくれない。
わかって欲しいという
心の奥の悲しみを感じました。
ああ、そうか。
だから今こんなに
しゃべり倒すんか。
聞いてあげよう。
なんぼでもしゃべったらいいよ。
言いたいことゆうていいよ。
最後は愛のエネルギーを送りました。
「はい、では
ゆっくり目を開けてください」
・・・・・。
「どんな感じ?」
・・・・・。
目を閉じたままの母。
驚かせないように
そっと声かけするも反応なし。
「あー、おかあさん?」
トントンと軽く肩を叩くも目を開けず。
なんか、思いがけず深いとこまで
入ってしもたみたい。
「おかあさ~ん」
ユサユサと強めに揺さぶると、
母はハッ!と目を開けて
こう言いました。
「催眠術みたいな
やつやな?」
そうそう、
あなたはだんだん眠くなーる・・・
眠くなーる・・・て、
ちゃうちゃうちゃう!!
催眠術ちゃう~~!
「あっ、せやせや!うちなー、
こないだ言おう思ってたんやけど!」
そのまま、流れるようにスムーズに
マシンガントークに突入。
さすがや、母。
終わったあとの点数も聞けんかった。
まぁ、セッション受けてくれただけでも
大きな進歩か。
もしかしたら、ここから少しずつ
変わってくるかも知れんしね。
母のマシンガンは21時から
0時半ぐらいまで
丸3時間続きました。
前に何度も聞いた話を
繰り返し繰り返し繰り返し話す母。
その中にたまに新ネタが
チラッと入ってるので
そんな時は食い付きます。
戦時中、疎開していた頃の
生々しい話を聞きました。
祖母の勇敢な話も聞けました。
こんな話聞くの初めて。
当時まだ幼かった母には
あまり記憶がなかったのか
今まで話してくれなかったんですが。
なにか引き出してしまったのかも?
母の思い出話については、
長くなるので割愛。
そして、翌朝。
「昨日のマッサージがよう効いて
トイレに1回しか目ぇ覚めんと
ぐっすりよう寝れたわ~!」
うん、そうか。
多分、セッションのせいやろなぁ。
どっちにしても良かった^^
こちらは、翌日の母からのLINE。
『お父さん』かーい!
まぁ、幸せならいいか。
今日もいい日。
読んでくださって、
どうもありがとうございました。