言ってもらえるうちが花 | 母の立場の医学部受験記(浪人・再受験・現役・反抗期)

母の立場の医学部受験記(浪人・再受験・現役・反抗期)

1番目の子は大手予備校一浪で国公立。2番目の子は現役で国公立。3番目の子は反抗期の末、大手予備校→理系学部入学→休学し私立医学部専門予備校→再受験 で3人とも医学部へ進学しました。
大学入試センター試験と相性が悪いし、反抗期はすさまじいしのトホホな体験談です。

すっかり周りが秋の色になってきました。


受験生&受験生親(浪人生の親)だったこの時期、

親子共に一番不安定だった経験のあるトホホです。


12月になると、いよいよセンター試験が近づき、

四の五の言っていられなくなり、

センター試験が始まると怒涛のように毎日が過ぎて行った記憶があります。


Cが再受験を決意し、医系予備校に 入隊させ お世話になった時の

日記を引っ張り出してみました。



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11月5日


Cから連絡あり。

「あと2か月ほしかった。」と。


医系予備校と教務の先生について

「今まで(高校・大手予備校)は遠巻きにしか見てもらえなかった。

今はしっかり関わってもらっている事を感じる。


言ってもらえるうちが花なんだと思う。」と。


親すらも手を焼いたCと向き合ってくださっていること、

本当にありがたい。


Cとこんな普通の会話ができるようになったことに

感謝でいっぱいだ。



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今思えば

「あと2か月ほしかった」というCの心の不安のキーワードに応えず、

Cがこんなふうに話してくれるようになったというだけで

おお!あれほど夢見ていた「普通の親子の会話」ができた!

大人になってくれたと、ただそれだけでうれしくて

舞い上がってました。



「言ってもらえるうちが花」


私自身も日常生活や仕事の中で、

またネット上でも色々な批判の嵐に晒されることがあり、

トホホ・・・と穴の中に隠れてしまいたくなる衝動にかられますが、

このCが言っていた言葉を見てはっとしました。


言ってもらうおかげで、自分を省み、

人間として成熟していくことができる。


(私は「成熟」はしてないけど年齢的には「熟女」よんラブラブうふん)


言ってもらうことがなくなったり、

イエスマンだけの中に自分を置いたら

知らず知らずのうちに傲慢になりかねません。



いや~、まさかCの言葉に教えられるとはね。




「あと2か月ほしかった。」


今の時期の本音だったのでしょうね。


ごめんよC,。

母さんはその不安に応えていなかったね(汗)