最近寒くて引きこもり気味です。暇だったのでいまさら去年の流行語大賞を調べてみた。
色々な流行語大賞があるなかで面白かったのがこれ→「ネット流行語大賞」
ちなみにこの大賞は2007年から始まり、2ちゃんねる管理人の西村博之さんが取締役を務める「未来検索ブラジル」主催のものなのでその信憑性のほどはあしからず。以下結果↓
1位、アサヒる(朝日新聞社)
2位、スイーツ(笑)(該当者なし)
3位、ゆとり(文部科学省)
以下25位まである。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/14/news045.html
どれも昨年話題になった社会現象を揶揄する言葉、それぞれの詳しいな意味や笑いポイントは検索エンジンなどで調べてみると面白い。この中でもスイーツ(笑)には思わず共感してしまった。
「スイーツ(笑)」とは、お菓子や果物をわざわざ「スイーツ」と呼び変えるような女性を、メディアのマーケティング戦略に翻弄されていながらも自分ではそのことに自覚がなく素敵な女性を演出していると勘違いしているとして、語尾に(笑)を付けて揶揄する表現だという。似たような例に、秋色ファンデ (笑)、隠れ家的ダイニング(笑)、自立した大人の女性(笑)、恋に効く○○(笑)、ランチミーティング(笑)、ふわモテかーる(笑)などがある。まあ翻弄される方も揶揄する方も気持ちはわかってしまう(笑)
なんとこれの男性版を見つけた!以下一部コピペ↓
ライフハック(笑)、ウェブ2.0(笑)、タイムマネンジメント(笑)、ウィンウィンな関係(笑)、○○シンキング(笑)、明確かつ具体的なビジョン(笑)、ロハス的な生活(笑)、ファシリテーター型リーダーシップ(笑)、自分色の週末(笑)
などなど、なんと横文字の多いことか!どれも20~30代前半の働き盛りの若い社会人をターゲットとしたものだろう。ライフハックなどは以前気になって調べてみたところ、検索エンジンや便利なサイトをうまく使う、手帳やメモをうまく使う、基本的なビジョンマナーを守ると言ったごく当たり前のことを、さも最新のビジネスマンの極意のごとく紹介したもの、さすがにこれには呆れてしまったのを覚えている。
しかし、こうやって改めて指摘されてみると自分がいかにメディアに翻弄されているかに気付く。タイムマネンジメント→時間管理、ロハス→環境に配慮した持続可能な生活様式(ちなみにロハスという言葉にはlifestyleという単語がすでに入っているからロハス的生活というのは腹痛が痛いと同様で用法としてはちょっとおかしい)、などと日本語にしてみれば何も大したこと言っていないではないか。まあ流行語というのはそういうものか。身近にスイーツ (笑)やライフハック(笑)的なやつはいないだろうか?
さて、メディアやそれに翻弄される側を批判するのは簡単だが逆に考えれば、ライフハック(笑)のように、今まで当たり前だと考えればられてきたものがそうではなくなってきているということだ。また発信側から見れば、なんとか斬新で魅力的に感じられるPR方法を打ち出さないと多様化した顧客のニーズを開拓できないのだろう。ほとんど変わりのない製品やサービスでも、何度も手を変え品を変えてマーケティングしなくてはならない仕事は大変なんだろうなと思った。逆に考えれば、手を変え品を変え出されているものは元からそれなりの価値がある可能性が高いと言うことだ。
流行の中には必ず普遍性が隠れている。とすれば騙されたと思って流行語に乗っかってみるのも面白い。バカにしていた当たり前のものの価値を再認識させてくれるかも知れない。それともそんなこと気にせずに思いっきりと、ふわモテかーるの自立した大人の女性と、隠れ家的ダイニングに行って、ウィンウィンな関係(?)を築きつつ、自分色の週末を送るのも一つ楽しいのかも知れない。