日本★大阪|父の肝臓がん闘病記#12胆汁ドレナージ(2024.04.24) | *(ΘェΘ)*R-panda☆中国写真館

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病院父の肝臓がん闘病記#12胆汁ドレナージ



【父の肝臓がん闘病記】★これまでの経緯★
“病気のデパート”のR-panda父(75歳)。 基本私と同じ食い意地強め酒に目がない“呑兵衛”。
脳梗塞(2回)、糖尿病、肝硬変、高血圧、心房細動(心房カテーテルアブレーション)、等など病歴諸々。父のかかりつけA病院には、もう十数年通い続けている。昨年(2023年)末、A病院の検査で肝臓がん発覚。悪性腫瘍は2つ見つかり、1つは胆管近くの高難易度の位置。
A病院に全く信用のないR-pandaは頑固な父を説得して、紹介状を書いてもらい「肝臓がん手術実績件数が多く、名医がいる」C病院へ。C病院は私自身がA病院に紹介状を書いてもらいこの数年通い続けている規模の大きな病院。父の【肝臓がん】A病院の担当医には「早期発見で、敢えて言うなら“ステージ1”」と言われて安心していたら、C病院の担当名医には、「“ステージ1”なんてとんでもない!画像を見る限り“ステージ3”です。」とまさかの展開!父は担当医の指示に従い、1月25日から手術迄の期間“断酒生活”を開始。C病院で手術前のMRI、CT等の諸々検査、説明を受け、2月20日に手術予定。初めての癌に落ち込む父だったが、前向きにガンと闘う【父の闘病記】もし誰かの為になれれば幸い、記録の為に此処に残したいと思う。

 当ブログの本筋からはズレますが、どうかお付き合い下さい。

長文ご容赦下さい☆






父の肝臓がん闘病記
実は、この聞き慣れない【ドレナージ】の事が
一番書きたかったこと!指差し


担当医からは、肝臓の切除した2ヶ所の腫瘍の内、一つが胆管を圧迫していた影響もあり、

胆汁が沢山出るんだけど、父は腎機能が悪いからかなんかで、自力で排出出来ないから?

っていう理由だったと記憶してるんですが、、、


※後日、担当医に確認したら、腎機能がどうこうよりも、

父の胆汁の流れが一般よりも圧力高めだったからという理由だそうで、

身体の中で処理し切れず、「胆汁漏の心配」があったから…という説明でした。


注意「肝臓がん」肝切除手術を受けた人全てがこのような外ろうをつけるわけではない事

誤解のないよう強調しておきます。



【国立がん研究センター中央病院】のHPの説明を拝借すると、、、


しばしばある合併症

  • ⚫︎胆汁漏
    肝臓は胆汁を産生している臓器なので肝臓を切ったところからは胆汁が漏れてきます。漏れないように胆管を閉鎖して手術を行っていますが、それでも手術後に漏れてくることあります。ドレーン(排液管)留置を続けることによって自然に閉鎖するのを待ちます。
  • ⚫︎胸水
    横隔膜のすぐ下の肝臓を手術しますので、横隔膜を介して炎症が波及して胸(特に右側)に水が溜まることがあります。通常は自然に良くなってきますが、胸水の量が多く呼吸に悪影響を及ぼしている場合は、針を刺して胸水を抜く処置を行うこともあります。
  •  ⚫︎腹水
    手術後にお腹の中に水が溜まることがあります。肝機能が低下している患者さんにおきやすい合併症です。利尿剤(尿をだす薬)を投与したり、ドレナージ(腹水を抜く)などする場合があります。




肝切除手術による合併症を回避する為、今回父はお腹(胸の下辺り)の皮膚から

チューブを出し、そのチューブから体外に胆汁を出すという生活を

3ヶ月ほど送らないといけないと説明を受けた。



胆道ドレナージ

胆道にがんができると、多くの場合、がんで胆道がつまり、胆汁たんじゅうの流れがせき止められます。胆汁が流れなくなると、腸での消化や吸収が不十分になったり、黄疸おうだんの症状が出たり、手術や薬物療法などの治療を安全に進めることが難しくなったりすることがあります。このため、胆道がつまった場合には、たまった胆汁を通すための処置を行うことがあります。この処置のことを胆道ドレナージといいます。ドレナージとは「水などをある場所から導き出す」という意味です。

 


外ろう

チューブを使って胆汁を鼻やおなかから体の外に出し、ボトルやプラスチックバッグにためて回収する方法






説明を受けて、「あ、そうなんですか。」と分かったような顔をして
帰ってきたものの、全く想像がつかず、ピンとも来ず、、、
ネットで調べまくる日々。チーン汗不安しかない!


とりあえず、退院前に調べていて参考になったのが、
排液を溜めるドレナージバッグを入れるポーチがあったら
便利だということを知ったこと!



販売しているのを発見したが、私の頭の中は

如何に有る物で工夫してドレナージバッグの代わりになる物を準備するか?

ということでいっぱいでした。




ちなみに、尿用のドレナージバッグのポーチはサイズが小さくて合わないし、、、



特徴としては、バッグの下中央に排泄チューブを通す用の穴が開いています。



とりあえず、バッグを入れるポーチは使っていない大きめの巾着やら

布製のポーチが沢山おうちにあったので、なんとかなるだろう!と思いました。

ただ、肩からずっと一日中ポーチをぶら下げてるのは肩が凝りそうなので、

上のポーチのデザインを参考に、ベルトに引っ掛ける形で考え始めました。



で、100均の【Seria(セリア)】で、片っ端から見ていき、

役に立ちそうな物を見つけました‼︎


コレです‼︎指差し

固定クリップ付き

キラキラカラビナ キーフックキラキラ



【セリア】アウトドア用品のコーナーで見つけました。


元々私の考えは、金属部分のフックをズボンのベルトかベルトループに引っかけて

クリップでドレナージバッグの入ったポーチを固定したら便利かな?と。ひらめき電球気づき



父は入院中、ドレナージバッグを点滴スタンドにぶら下げて過ごしていましたが

それがなくなる生活はどうなってしまうのか…と心配しましたが、

退院時には貧乏臭いスーパーレジ袋にドレナージバッグを入れて、手にぶら下げて

出て来ました。そして、暫くの間はそのレジ袋で過ごし、、、

家族が準備していた巾着やポーチはサイズが小さいと父が自分で

丁度良いサイズのバッグを見つけ出し、、、


例のキーフックに紐をつけて、クリップでバッグを固定!

通院日も違和感なく出掛けられました♪OKキラキラ


この茶系のペーズリー柄のバッグは、母方の祖父の遺品。
こんなところで役に立つとは、、、デレデレ笑

そして、100均で買ったあのクリップも思っていたより頑丈で
外れてしまうこともなく、ちゃんと役目を果たしてくれました♪


先日(3/27〜4/5)父が2度目の入院をしたのは、

このドレナージバッグを外す調整の為で…

(家でやると不具合が発生して急変したら困るから)

退院したら、ドレナージバッグが外れてチューブだけになってるから…と

いうことで、ラストチャンス‼︎と入院前に写真を撮らせてもらいました!てへぺろ



ちょいグロですが、バッグの中には胆汁が溜まっています。驚き

コレを毎朝下のチューブ排泄口から容器に移して担当医に報告する為

計量しないといけませんでした。


計量カップだと色が付くので、私の提案で使い捨て出来るペットボトルに

出すことにしていました。


一度チューブの繋ぎ目が外れて液漏れしたことがあったんですが、

排液が飛び散ったところはすぐに拭き取らないと強烈な色が…ネガティブ


ちなみに、父がコレがベスト!と気に入っていたバッグのサイズは、、
縦31cm×幅24cm

お出掛けする時用なので、
⚫︎中身が透けない
⚫︎自然(服装に影響しない)
⚫︎万一の液漏れの為に、防水(撥水)機能があれば尚可
⚫︎白系より汚れが目立ちにくい茶系が理想
※家用なら少し目立つ色が理想


胸の下辺りからチューブが出ていて、座っている時も
寝ている時も排液が逆流しないようにドレナージバッグが下にないといけないので、
家で座ってる時や床に寝っ転がっている時は誤ってバッグを踏んでしまわないか
周りも気を遣いました。ニヤニヤあせる

あと、従来は布団で寝ていたんですが、ベッドじゃないと寝る時ドレナージバッグを
下に置かないといけないので、慌てて簡易的な折り畳みベッドをネットで購入しました。
下矢印下矢印下矢印
コレも早めに準備出来て良かったです。



当初は、“胆汁ドレナージ生活”全く想像がつかず不安でしたが、
なんとか無事、2度目の入院でバッグを外してもらい戻って来ました。
その段階では、全部元通りというわけではなく、チューブから排泄するのを止めて
体内で自力で処理出来るか経過観察した上で、
チューブは残したまま…の状態で退院しました。


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ちなみに、入浴ですが、、、
グリーンハート3月12日〜(1度目の退院後)
ドレナージバッグが付いている状態の時はお風呂には浸かれないし、
シャワーも大変なので、濡れタオルで拭くくらいで済ませていました。

イエローハート4月5日〜(2度目の退院後)
ドレナージバッグを外して、チューブだけになってからは、
シャワーが可能になり、入浴前に防水テープを貼り、チューブが出ている辺りは
保護シートで覆っていますが、水が入り込まないよう上から覆うように
防水テープを貼って入浴し、出て来たらまた、保護シートを剥がして消毒して
貼り直ししたり、結構面倒です。

父が自分でやってるの見てたら大変そうだから、
防水テープを貼るのは手伝ってました。

ちなみに、父が最初に薬局で買ったのは一枚一枚の防水テープでサイズが合わないので、
病院で使っていたようなロールタイプの防水テープを探して欲しいというので、
いくつかドラッグストアを見ましたが、見つからず、、、


楽天市場で見つけて買いました!

LE防水フィルムロール 80mmx10m入
下矢印下矢印下矢印
流れ星自分の好きなサイズにカット出来るので便利でした!

※ロールタイプの防水フィルムは一般のドラッグストアではなかなか置いていないようです。

もう直ぐなくなるそうなので、また購入予定。



ピンクハート4月15日〜(2度目の来院後初の診察日)
その後の経過も問題なさそうということで、
ヘソの上あたりまであったチューブを短くカットしてもらい、
防水テープも3枚で収まらず、無駄に4枚くらい繋げて貼っていたのが
2枚で済むようになりました。

本人も随分楽になったようで、半身浴も出来るようになり、
コレは大きな前進です♪グッキラキラ

万一の際、ドレナージバッグをつけ直せるように残しておいた
チューブをカットしたということは、胆汁漏の危険性が低くなったとみて
良いのだと思います。


次回、5/13にCT検査して、5〜6月でまたチューブを完全に抜く予定らしく、
またその為に数日間3度目の入院が必要だそうです。


万一、父と同様に胆汁ドレナージ生活を送ることになったら…
少しでも参考になれば…と思いUPしました。ウインク



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