十月の献立 野菜編 | 蝶に魅せられた旅人

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蝶と食いもんの話しが主です。


野菜編です。

【オクラキング(ダビデの星)】


高島屋で見たことのない野菜が売られていた。
オクラキングと云う名の、デカくて歪つな形のオクラである。どうやら鹿児島県指宿市、やまげふぁーむが独自な名前で出荷している特大サイズのオクラみたい。一般的なオクラと比べると、デカくて太く、ズングリした姿をしている。標準の品種名は、ダビデオクラ(ダビデの星)。イスラエル原産で、オクラの原種とされる。


カットすると、その名の通り切り口にイスラエルの国旗である六芒星が現れる。コレは斜めにカットしたが、真っ直ぐ横にカットしたら、よりキレイな六角形になる。
でもコレじゃワカランので、画像をお借りしよう。

(出典『楽天市場』)

ちなみにイスラエル人は、出会った全員が自国のことをイズラエルと言っていた記憶がある。プライドが高いのだろう、よく言い直させられたな。そういや昔は、パスポートにイズラエルの入国記録があると、シリアとか周辺のアラブ諸国には行けなかったけど、今はどうなんだろ?この情勢じゃ、ダメだとは思うけど。

大きいので筋張っているのではないかと思ったが、普通に柔らかい。味は、まんまオクラだった。ただ、少々大味な気もする。

粘り重視で、細かく切ってみた。


粘りは、やや弱いような気がする。
味は普通のオクラであるが、繊細さには欠けるような気がする。デカい分、繊維が粗いのだろう。

豆腐にも乗っけてみた。



結構、合う。
味はどうあれ、形が面白いし、サラダとかに入れればビジュアル的には映えるとは思う。

 
【打田漬物の白菜漬け】

マックスバリュ(イオン)で売っていたもの。
京都の錦市場にある漬物屋の名だが、そこの漬物とは売られているラインナップが異なるような気がする。どうゆう事なのかワカランが、美味しかったです。

 
【湯葉おぼろ豆腐】


酒と水、昆布だしを入れて、コトコトと弱火で炊いてみた。
だが、とろとろの生湯葉的なものが入っていると想像していたが、普通の硬めの湯葉が入っていた。ハッキリ言って、残念。豆腐じたいは旨いから惜しい。

 
【刺身のツマさらだ】

勿体ないから刺身のツマを集めて、ドレッシングをかけてサラダにした。ドレッシングは、柑橘系にした。
◯です。

 
【冷奴三種】

豆腐は『濃まるプレミアム』。北海道産大豆100%で、豆乳濃度に拘った豆腐らしい。

先ずはそのまま何もつけずにプレーンで、半分は塩で食う。
豆の味がちゃんとして、合格ラインっしょ。


次は自家製の、ちりめん山椒をかけた。
ハズすワケがない仕上がりだ。


最後はニラ醤油漬け乗っけ。ニラをザク切りにして、醤油と少しの味醂をかけただけのモノだ。
万能ダレだけに、抜群に合う。

 
【激辛ハラペーニョ入り青椒肉絲】


旨い❗旨いけど、痛い。
実を言うと、ハラペーニョを切った手を洗わずに金玉を搔いてしまい、エラい事になった。股間がどうにかなるんじゃないかと云うくらいの燃えるような痛みに襲われた。熱いのだ。マジ痛くて、そこいらを転げ回ったよ。それも10分以上も。さすが激辛で有名なだけの事はある。もう凶器レベルだ。ハラペーニョ、恐るべしである。
皆さん、ハラペーニョを触ったあとは、絶対に皮膚に触れてはいけませぬぞ。特に股間は。尚、普通に水で洗い流したくらいではダメ。必ず石鹸や洗剤を使って洗いませう。

 
【自家製ポテサラ】


ポテサラ好きである。
今回は珍しく玉子を入れて作ったが、旨いね。
でもさぁ…、ポテサラって作るのが面倒くさいし、難しいんだよね。ちょっとした味の配合の差で、全然違うモノになったりする。それにマヨネーズやジャガイモの種類とかも関係してそうだ。あとは調味料を温かいうちに入れるか、冷めてから入れるかでも出来が全然違ってくる。胡瓜や玉葱の量や水分の抜き具合に拠っても大きく変わる。それを間違えると水分が出て、ゆるゆるになるのだ。

 
【ファミリーマートのポテサラ】


そんなワケで、ついコンビニでポテサラを買ってしまった。
とはいえ、正直あまり期待していなかった。5、6年前に買った時は、たいしたことなかったからだ。
でも驚いた事に、かなり旨い。進化してるんだね。しかも何と¥128である。スーパーの惣菜よりも安い。これからはポテサラを買うならコンビニだな。

 
【セブンイレブンのポテサラ】


ファミマよりもセブンイレブンの方が食いもんは旨いと云うイメージを持ってるから、もしかしたらもっと旨いんじゃないかと思って買った。
だが、ファミマの方が断然に旨いです。

 
【打田漬物のカブ漬】


まあまあ。
茎は細かく切らないと、筋張ってて食べにくい。

 
【法蓮草とツナのサラダ】

サラダ法蓮草とサニーレタスにツナを乗っけた。ここにトマトを加えたら完璧なんだけど、最近はトマトがメチャメチャ高いので断念。
セパレート・ドレッシングをかけて食った。トマトが無くても、そこそこ旨い。

 
【芥藍菜と挽き肉の炒め物】


芥藍菜いと書いて、かいらん菜と読む。
中国広東地方原産のアブラナ科の野菜で、ブロッコリーや結球しないキャベツの仲間らしい。別名チャイニーズブロッコリー、チャイニーズケール。
味と食感はアスパラガスに近く、主に中華料理の食材として出回っているが、流通量は少ないそうだ。暑さに強く、栽培は容易みたいだから、もっと大々的に作って欲しいもんだね。
尚、茎ブロッコリー(スティックセニョール)は、ブロッコリーと芥藍菜を掛け合わせたものらしい。

挽き肉とモヤシと一緒に炒めてみた。
味と食感は確かにアスパラガスやスティックセニョールに近い。
美味しかったので、売ってたら又買います。

 
【アボカドのソテー】

アボカドをバター醤油焼きにしてみた。
う〜ん、アボカドはやっぱ生の方が旨いです。

 
【ジャーマンポテト】




ジャーマンポテトって、めちゃめちゃ🍺ビールに合う。ジャーマンポテト⇒ビール⇒ジャーマンポテト⇒ビール…。無限に往復できます。

 
【えのき茸のバター醤油焼き】

久し振りに食うけど、安定して普通に旨い。

 
【高麗食品のカクテキ】

高麗食品は、大阪のコリアンタウン、鶴橋の有名店だ。
コクがあって旨いでしゅー。
鶴橋は駅を降りて直ぐ市場に直結しており、アジアの猥雑さと迷宮感が味わえて面白い所です。

 
【丸オクラ】

軽く茹でて、塩のみで食う。
相変わらず、甘くて美味い。

 
【山形のだし】


山形の夏の家庭郷土料理である。
胡瓜、茄子、茗荷、紫蘇、昆布などを細かく刻んで醤油に漬けたものである。
安くなっていたので、つい買ってしまったが、正直あまり期待はしていない。不味いものではないが、特に旨いものではないと云う印象が残っているからだ。

豆腐に乗っけたり、白飯に乗っけたりして食ったが、印象は変わらない。何か中途半端なのだ。味にエッジが立ってない。コレなら普通の漬物の方が旨い。

 
【上杉まめ秘伝】


見慣れない枝豆が売っていたので、買う。
「愛」と云う文字があるってことは、戦国武将の直江兼続と関係あるのだろうか?この字体は、兼続の兜の飾りだからね。

調べてみたら、山形県置賜地方で作られる枝豆らしい。名前の由来は兼続ではなく、米沢藩の藩政を立て直した上杉鷹山みたいだね。
「晩生種の《秘伝》は、わずかな期間(1週間くらい)しか収穫できないことから「幻の豆」とも呼ばれています。甘さ・香り・実の張り・大きさ・味わいが全て揃った枝豆をぜひご賞味ください。」
と書いてあった。かなり有望である。俄然、テンションが上がる。
いつものように、袋の一部をハサミで切ってレンチンする。茹でるよりも、こっちの方が香りが失われないからね。それに楽ちんだしさ。

確かに大粒で香りもあって美味い。でも、だだちゃ豆の方が旨いかなあ。因みに、今まで食った枝豆で一番旨いのは、がが茶豆です。流通量が少なくて、もう長いことお目にかかってないけど。

 
【やみつき胡瓜】

キュウリに一塩をして水気を抜いたら、醤油と胡麻油、味の素をかけて混ぜる。でもって30分ほど経ったら、そろそろ食べられる。酒でも飯でも無限に食い続けられる。