心理カウンセラー・公認心理師の

栗林あや(いがぐりこ)です。

 

 

「助けられなくてごめんなさい」


カウンセリングの中で、

 

「助けられなくてごめんなさい」

 

という気持ちに悩んでいる方に

出会うことがあります。

 

 

多くの場合、その根底には

 

「お母さんを助けられなかった」

 

という罪悪感が潜んでいます。

 

 

子供の頃からの、

お利口な子供でいられなかった、

母親の言うことを守れなかった、

母親を困らせてしまった・・・

 

こういった思いが

積もり積もっているのです。



自分らしく生きるための最初の一歩は、

この「助けられなくてごめんなさい」

という気持ちを手放すことです。

 

この感情が心の奥に残っていると、

自由に自分の人生を楽しむのが

なかなか難しくなります。

 

 


以前カウンセリングに来てくださった
あるクライアントさんのお話です。

 

クライアントさん(女性の方)は、

子供の頃から、

母親にとって「いい子」でいようと必死でした。

 

 

でも、母親が

精神的に不安定な時期があり、

 

彼女は

 

「自分がもっとしっかりしていれば、

母親は苦しまなかったのかもしれない」

 

大人になっても、

自分を責め続けていました。

 

 

その結果、いつも

 

「自分はここにいていいんだろうか?」

「何か役に立つことをしていないといけない」

 

と感じてしまって、

心が休まることがなかったそうです。



この感情に気づいて、

それを手放すのは

なかなか簡単なことではありません。

 

 

でも、このクライアントさんは

少しずつ

 

「母を助けられなかったのは、自分のせいではない」

「自分が自由でいることが、母を不幸にすることではない。」

 

と理解できるようになりました。

 

 

そして、誰かの期待に応えることが、

自分の価値を決めるわけではないことを知って、

少しずつ、自分自身の中に

価値を見つけられるようになりました。




「助けられなくてごめんなさい」

と感じている方には、

まず自分を許すことが大切です。

 

過去の自分を責めるのをやめて、

自分に優しくすることです。

 

 

そして、ちょっとずつでいいから、

自分の好きなことをやる時間を

増やしていくのがおすすめです。

 

罪悪感を感じてもいいから、

自由に自分のことを

楽しんでいいのです。

 

 


もしこの記事を読んでいる方で

「助けられなくてごめんなさい」と

感じている方がいらっしゃったら。

 

 

あなた自身はそのままで

十分に価値のある存在です。

 

過去の出来事や、他人の期待にとらわれずに、

自分自身を大切にしていってほしいなって思います。

 

 

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