心理カウンセラー・公認心理師の

栗林あや(いがぐりこ)です。

 

 


先日、日用品を買いに、
遠方の街へ出かけました。


買い物を済ませて、
その足でスーパーにも立ち寄りました。

スーパーで買い物をしていると、
お昼が過ぎて
小腹も空いてきたので、

近くにあった

タリーズコーヒー
入ることにしました。



店内は落ち着いた雰囲気で、
私はハニーミルクラテと
パスタのボロネーゼを注文しました。

 

 

image
 

ボロネーゼ 846円。

 

少し高めなのかもしれませんが、


コーヒー屋で
のんびりと食事を楽しむのは、
なんだか特別な感じがします。

 

 

でも、食べていて、

不思議なことに気づきました。


私、その少し前に、
スーパーの惣菜コーナーで

似たような
ボロネーゼパスタの

弁当を見かけたのです。


 

確か、400円台後半でした。
タリーズに比べると半額くらいです。


でも、わたしは、
そのスーパーの「パスタ弁当」に対しては、
 

「高いなぁ〜ショボーン」と感じて

スルーしたのです。


なのに
タリーズのパスタは

特に高いとは思わず、
普通に注文していました。



「10分前には、高いと思っていたパスタが、
ここでは、倍の金額でも平気で食べてる!ポーンハッ


という事実に、
なんだか自分でもびっくりでした。



ざっと調べてみたら、
タリーズのパスタは、
どうやら冷凍麺を

温めて出してくれているそう。


(言い方が失礼で

関係者の方には申し訳ないのですが)


スーパーの惣菜コーナーのパスタと比べても、
とくにクオリティーが極端に高いとか、

味が飛び抜けて美味しいとか、
量が多いとか、

そういうわけではないのです。

 


それなのに、私は846円を支払っても、
まったく悔いはありませんでした。



そこで浮かんだのは、

 

価値の感じ方は
場所や状況によって変わる

 

ということです。



スーパーでの買い物とカフェでの食事。

どちらも同じ

「パスタを消費する行為」だけど、

私にとっては、
普段なかなか行けない
カフェでの食事の方が、

 

特別感があって

満足感が高いのです。


これは、お店の雰囲気や接客、
そこで過ごす時間の質が
関係しているのかもしれません。



生活の中で、
私たちはよく
「価格」と「価値」を混同してしまうけれど、
実際には、ちょっと別のものです。


価格は数字で表せるけど、
価値はその人の感じ方や
状況によって、

大きく変わります。

そして、その価値に対して
支払う価格に

納得しているかどうかが、


私たちの買い物にとって、

大事なんだと思いました。



自分自身の

過去の買い物を振り返ってみると、


自分が何に価値を感じて、
何を大切にしているのかが見えてきます。



ボロネーゼのパスタですが、
私が大事にしている「価値」は、

味でもなく
量でもなく

クオリティーでもなく

「落ち着いた場所でパスタを食べられる『空間』」

 

だったのです。


私たちは日々の選択で、

「何にお金を払うか」だけでなく、
「何に価値を見いだすか」も決めているんだなぁ、

と思った出来事でした。

 

 

おもしろいなぁ。

 

 

 

 

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栗林あや(いがぐりこ)でした!

 

 

 

 

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