心理カウンセラー・公認心理師の

栗林あや(いがぐりこ)です。

 

 

「ごめん、今回はやめておくねお願いあせる」と言いたかったのに、

 

「いいよ!」と笑顔で答えた。

そんな経験、ありませんか?


本当はゆっくり休みたかった週末だけど、

 

友達からの急なお願いで、断りきれずに「大丈夫!」と返事をしてしまう自分がいる。

家に帰って、どっぷり疲れを感じて、「本当にこれでよかったのかな・・・」とモヤモヤしてしまう。

 

そういうことってありますよね。



私たちはよく、他人を喜ばせるために、自分の気持ちを押し込めがちです。

友達を助けたい、家族をがっかりさせたくない、職場で頼りにされたい、嫌われたくない・・・。

そんな気持ちが、つい、自分を後回しにしてしまうのです。



でもそんな時、なんとなく心のどこかでは「小さな違和感」を感じています。

その違和感。

それは「自分の心に嘘をついている」サインかもしれません。



他人を優先することで、自分が疲れてしまうことがあります。

まずは、その瞬間に気づくことが、自分を大切にする第一歩です。


「本当にこれって自分に心地よいことなのかな?」

そう自問自答することから始めてみてください。


それはけして、自分がわがままだとか、弱いというわけではなく、自分の心に正直になること。

自分の気持ちを大切にする勇気、それが「いい人」を卒業するための第一歩です。



「最近、なんだか疲れやすいな」と感じたら。

仕事が忙しいわけでもないのに、友達と会うのが億劫になることや、小さなことでイライラしてしまったら。

これらはすべて、私たちの心が「ちょっと休憩が欲しいな」とサインを送っているのかもしれません。


日々を忙しく過ごしていると、自分の感情に耳を傾ける時間がなかなか取れません。

でも、たまには自分自身に「今、私はどう感じている?」と問いかけてみることが大切です。


その答えが「ちょっと疲れたかも」というものであっても、それはとても大切な気づきです。

自分の限界を知ることは、決して自分が弱いという意味ではありません。

むしろ、自分の心と体を守るための大切なステップです。

疲れを感じたら、少し休む勇気を持つこと。


具体的には、週末には何も予定を入れずに自宅で過ごす、好きな本を読む、音楽を聴きながらのんびり過ごすなど、自分が心から楽しめることを見つけてみてください。

それが自分をいたわる時間になり、心の充電にも繋がります。


自分の感情と向き合う時間を持つことで、私たちは自分自身のことをもっと理解できるようになります。

そして、自分の限界を知り、それを大切にすることで、本当の意味での「自分らしさ」を取り戻すことができるのです。



「ごめんね、今回はやめておくね」って言うのって、怖いですよね。

でも、時には「NO」と言う勇気が、自分を守るために必要です。


大切なのは、自分の気持ちを正直に、そして優しく伝えること。

自分の心が「これ以上は難しい」と感じたら、それを尊重する勇気を持つことです。


無理をしてまで「いい人」を演じ続けることは、長い目で見れば自分にも相手にも良くありません。

小さな一歩から、自分らしい生き方を見つけていきましょう。ウインク飛び出すハート

 

 

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